家畜の生産基盤となる草地の生産性向上および環境保全機能の向上に関する教育・研究を行っています。牧草の刈取りや雑草防除などの管理、新たに導入した牧草の評価をはじめ土壌環境や家畜排泄物の有効利用についても取り組んでいます。
家畜卵子の成熟や受精、胚発生に関する研究などを、ブタを用いて行っております。これらの研究をとおして、地域の家畜生産に寄与することを目指しています。
家畜生産に関する様々な分析、新たな飼育・管理手法に対する動物の行動学的・生理学的応答、社会的環境が動物の身体的成長や情動の発達に与える影響、畜産環境における野生動物の行動や生態などを調べています。飼育動物全般(家畜、動物園動物、愛玩動物)と野生動物を対象にしています。
「疫学」の手法を用いて、産業動物の生産現場における課題や問題点を広い視野から明らかにし、生産効率および経済性を向上させる「科学的数値に基づいた」飼養管理の確立を目指した研究を行っています。