学科・大学院

森林緑地環境科学コース(特色・研究例)

どのような大学院か?

 森林・緑地の機能や自然環境、国土保全に関する発展的な教育・研究を行ないます。専門授業と研究活動を通じてより高度な技術者・研究者・リーダー(いわゆる研究者や高度専門職業人)の養成を目指しています。

なぜ大学院に進学するのか?

 専門知識を深め、将来に向けてスキルアップするためです。「もう少し研究をやりたい、専門性を深めたい」や「自分の研究内容を活かせる就職を目指してスキルアップしたい」など大学院進学の動機は様々です。学部生の間は、限られた時間の中、研究を進めていくため、十分な成果を得られる前に卒業を迎えることも多々ありますが、大学院に進学すると修士課程で2年間、さらに博士課程に進学すると3年間の在学することになりますので、研究に没頭する時間が大幅に増え、素晴らしい研究成果を得ることが可能になります。さらに、国際会議や国内会議での発表や学術雑誌への論文投稿の機会も多くなるので高度な専門知識はもちろんですが、社会人として求められるプレゼンテーション能力や課題発見・解決力、コミュニケーション能力さらにはグローバルな感覚が身につく絶好の機会となります。

どのようなところに就職するのか?

 専門知識がいかせるところに就職できます。現在は理系学生の大半が大学院を志向する時代であり、例えば国立大学の森林系や農業工学系を合わせた修士課程への進学率は約4割とのデータがあります。また、大学・学部によっては8割を超える進学率も珍しくありません。すなわち、現在就職活動を行っている理系学生の多くは「大学院修士卒」ともいえる状況になっています。
 また、大学院修了生は学部卒業生の職種はもちろんですが、スキルアップされた能力が要求される研究職・技術職などの職種も選択できるので、自分に合った幅広い職選びができます。さらに、採用側が求める学生の能力は年々高度化しており、学士(大学卒業)が、大学院で「鍛えられた」修士(修士課程修了)の学生と競争し、打ち勝つことは容易でありません。このような社会情勢に対応するためにも大学院への進学を勧めております。


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