2018.04.23 掲載
4月13日、「宮崎アカデミックカフェ（通称MAC）」がS115農学部カフェで行われました。MACとは、様々な研究テーマを分野の垣根を越えて気軽にディスカッションするイベントです。第2回は獣医学科の桐野先生に、宮崎が診療・治療研究の最前線となっているヒトとペットの感染症についてお話し頂きました。
【スピーカーの感想】
第2回はわたくし桐野（獣医学科）が、「人獣共通感染症としてのSFTS」というテーマで、最近話題のマダニが運ぶウイルスについて発表しました。ジビエをおいしく食する話や、新たな調査対象動物のアイディア、類似の調査を行っている他学部の先生の情報など、楽しく、また役に立つ話題が次から次へと飛び出して、とても有意義な時間となりました。次回もぜひ参加したいと思っています。
MACは毎月第2金曜の17時から開催されます。既成概念にとらわれない新たな視点でのディスカッションが、互いの研究のブレイクスルーにつながるかもしれません。次回は5月11日に海洋生物環境学科の宮西先生にお話し頂く予定です。
農学部カフェが分野の垣根を越えた交流の場として活用され、新たな研究や社会展開を創出する場になることが期待されます。
