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第3回 宮崎アカデミックカフェ(通称MAC)が開催されました

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5月11日、「宮崎アカデミックカフェ(通称MAC)」がS115農学部カフェで行われました。MACとは、様々な研究テーマを分野の垣根を越えて気軽にディスカッションするイベントです。第3回は海洋生物環境学科の宮西先生に、海でも川でも生きられる魚の仕組みについてお話し頂きました。魚のエラに秘密があるそうですが、関連遺伝子はヒトでは内耳に発現しており、様々な病気との関係も明らかになりつつあるようです。

【スピーカーの感想】
第3回の宮崎アカデミックカフェは、宮西(海洋生物環境学科)が、「なぜ魚は海で生きられるのか?」というタイトルで、魚における川や海での体液浸透圧調節のしくみから、塩分を排出する特殊な細胞の機能と分化について、これまで知見とこれからの展開について話しました。他分野の話にも関わらず、参加頂いた多くの先生や学生の皆様は、大変熱心に聞いて下さり、細胞培養を使う評価系のアドバイスから、旧海軍の溺れた時の指導の話!?まで盛り上がりました。参加して頂いた方には心より感謝申し上げます。

MACは毎月第2金曜の17時から開催されます。既成概念にとらわれない新たな視点でのディスカッションが、互いの研究のブレイクスルーにつながるかもしれません。次回は6月8日にテニュアトラック推進機構の安達先生にお話し頂く予定です。

農学部カフェが分野の垣根を越えた交流の場として活用され、新たな研究や社会展開を創出する場になることが期待されます。


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