幸 秀樹
Hideki Yuki
急激に変化する時代、あるいは予測困難な時代と呼ばれる今日において、子どもたちの学びの在りようとそれを支える者の役割が問われ続けています。 子どもたちが、他の者と同じであることの安心感と違和感の中で成長しているのならば、個々の子どもたちに寄り添った学びと自己と他者の価値を見つめ直す学びの双方が必要になると思います。また、教職員には子どもたちの主体的な学びを支援する伴走者としての役割が求められていますが、支える者には地域社会、地域住民などが含まれ、皆が一体となって子どもたちの成長を見守っていくことが大切になると思います。そのプロセスにおいて、テクノロジーを活用した教育工学、子どもの内面や人間関係への対応、教員養成・教師教育などを幅広く考えていく必要があります。本センターは、理論的・実証的研究を総合的に行うことを通してこのような要請に応え、学部、大学院及び地域社会における教育の発展充実に寄与したいと思っております。
竹内 元
Gen Takeuchi
教育委員会・学校・教員のニーズを丹念に聴き、子どもたちが何に困っているかを共有することを通して、「協働」を成立させてきました。子どもたちも授業改善の主体として捉え、子どもとともに創る授業が様々な教室で成立するよう、これからも多くの方々に助けられながら取り組んでいきます。
小林 博典
Hironori Kobayashi
教育における情報メディアを活用した取組について研究しています。「不易と流行のバランス」を意識したICTの利活用について追究し、授業構想力を高めるための手立てについて、学び合いたいと考えています。
吉村 功太郎
Kotaro Yoshimura
目的とされる資質・能力の育成という観点から、また、学習者である子どもの実態という視点から、より良い授業づくりを考えています。専門である社会科教育を広く捉え、主権者教育(民主主義社会の形成者育成)という視点から、シティズンシップ教育の研究にも取り組んでいます。
木根 主税
Chikara Kinone
附属学校園を舞台とし、実際の子どもたちの学習活動を観察しながら、授業のあり方を検討する教員研修プログラムを開発しています。普段の授業を、さらにいいものにするためのヒントが得られることと思います。
〒889-2192 宮崎市学園木花台西1丁目1番地
TEL・FAX:0985-58-5287