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スキル活動すきるかつどう

概要

 附属幼稚園では、平成15年度から、 幼・小・中連携の教育の一つとして、5歳児に、コミュニケーションスキル活動を計画的に実施し、平成17年度からは、3・4歳児の子どもたちにも実施してきました。
 コミュニケーションスキルとは、ソーシャルスキルの一つであり、自分の思いを伝えたり、言葉をかけたりするなど他人にかかわる際に使う技能のことです。それは、 言葉に限らず、視線やうなずきなど自分が発する全てのメッセージを含んでいます。そのようなメッセージが自分の思い通りに伝わらずに相手に誤解され、それが原因となって 人間関係がうまくいかないこともあります。このコミュニケーションスキル活動では、自分の意見を適切に相手に伝えるためのスキルを学習します。そのことによって、お互いが 遠慮なく思っていることを伝え合うことができる対等な人間関係の中で、いろいろな問題を話し合ったり、解決を図ったりすることができると考えています。また、 コミュニケーションスキル活動は、みんなですることにより、互いに見本となったり、教え合ったりしながらスキルを身に付けることができるものです。

1 ねらい

 対人関係能力を身に付けるためのスキルを学び、日常生活の中で生かすことにより、よりよい人間関係を築くとともに、自他ともに大切にする心を養う。

2 親子で学ぶコミュニケーションスキル

  5歳児のコミュニケーションスキル活動「もくせいの時間」では、ねらいを達成するために、保護者の協力を得て学習を進めています。この時期の子どもの発達から、子どもだけで相互評価をするのはまだ難しく、学習の定着を図るためにも、保護者の協力を得ることが必要です。そして、幼稚園でも家庭でも一貫してコミュニケーションスキルを強化できます。
 また、各年齢の保護者に、実施したスキル活動の内容を伝え、子どもの家庭での姿をスキルの視点で見てもらい、その様子を文書で報告してもらっています(もくせいカード)。


活動の様子

 対人関係能力を身に付けるためのスキルを学び、日常生活の中で生かすことにより、よりよい人間関係を築くとともに、自他ともに大切にする心を養う。
     
     
     


 

お問い合わせ

宮崎大学教育学部附属幼稚園

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