宮崎には「わたし」を大切にできる大学があります

国際学会派遣

2010/04/07

国際学会派遣助成 平成21年度 永田 さやかさん

平成21年度国際学会派遣事業採択者レポート


助成事業「女性研究者支援のための国際学会派遣」の採択者よりお話をうかがいましたのでご紹介いたします。

医学部 内科学講座 循環体液制御学分 永田さやかさん

国際学会の学会名(大会名)と開催地・開催期間は?


大会名:63rd High Blood Pressure Research Conference 2009
開催地:米国(シカゴ)
開催期間:2009.9.23〜2009.9.26

どういう内容の学会だったのですか?


思っていたよりも、日本からの参加者が結構いらっしゃいました。
私は、本学会の参加は初めてでしたが、参加者は毎年の常連さんのようで、学会場では、皆さん楽しそうに近況報告などしているようでした。
そのためか、あまり大きな学会ではありませんでしたが、活発な意見交換が行われていました。学会の内容としては、その名の通り高血圧に関する学会です。
高血圧は、生活習慣病の一つであり、心血管病(循環器・腎臓・脳疾患)の発症・進展に重要な役割を果たしています。
また高血圧患者さんは、年々増加傾向にあるため、現在の臨床の現場では、降圧薬は欠かせないものとなっています。
そのため一言で高血圧の学会と言いましても、降圧薬・臓器保護・遺伝子改変モデル・新しい血圧調節因子に関わる研究など多岐に亘っていました。

国際学会までの旅の印象やエピソードを教えてください。


出発前に学会会場が空港近くということで、周辺にホテル以外には何もないと聞かされていました。
コンビニ位はあるだろうと思っていましたが、実際に行ってみると本当に何もなく、ホテルに缶詰め状態でした。
そのため、あまり海外の学会に出席しているという感じはしませんでした。
学会終了後に電車で一時間かけて数時間だけ町に行く事ができ、最終日にようやく、アメリカに来たんだなぁという感じがしました。

国際学会に参加した感想をお願いします。


海外の研究者と様々な意見交換を行うことができ、大変勉強になりました。
厳しいご意見もいただき、今後の研究計画の立て方・研究の進め方など、まだまだ考え直さなければならないと痛感させられました。
また英語がうまく通じないもどかしさも感じました。まだまだ研究も英語も勉強が足りない事を目の当たりにし、俄然、やる気になりました。
また、席が隣になった研究者にペンを貸した事をきっかけに仲良くなることができたり、これまでお顔を拝見したことのなかった共同研究者とお会いする事もでき、有意義な時間を過ごす事ができました。
現在もメールで研究もしくは研究以外の事もやりとりを行っています。国際学会は、参加する事はもちろん、帰国してからも意味のあるものだという事を痛感させられました。

国際学会派遣公募の制度について感想をお願いします。


今回、国際学会派遣公募の制度を利用させていただき、貴重な体験ができました。日本国内だけでなく海外にも研究視野を広げる事ができました。
また、この学会参加をきっかけに海外の研究者と知り合う事もでき、現在もやりとりが続いています。
今後もこのような機会を多くの研究者に与えてほしいと思います。本当にありがとうございました。