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国際学会派遣

2011/03/10

国際学会派遣助成 平成22年度 吉峰 槙さん

平成22年度国際学会派遣事業採択者レポート


助成事業「女性研究者支援のための国際学会派遣」の採択者よりお話をうかがいましたのでご紹介いたします。

農学研究科 水産科学専攻 修士1年 吉峰 槙さん

国際学会の学会名(大会名)と開催地・開催期間は?


大会名 Sixth International Symposium on Aquatic Animal Health
開催地 アメリカ合衆国 フロリダ州 タンパ
開催期間 2010.9.5 〜2010.9.9

どういう内容の学会だったのですか?


学会名を和訳すると「第6回水生動物衛生に関する国際シンポジウム」です。本大会はフロリダ州タンパの美しいマリオット・ウォーターサイドホテルで開催され、24カ国から300名以上が参加しました。シンポジウムでは天然、養殖および鑑賞等の幅広い水生動物の衛生に関連する研究、管理および施策についての発表が行われました。4日間の科学会議中に、基調講演、特別講演、一般口頭発表、半日間のポスター発表会、学生勉強会および診断研修会が行われました。

国際学会までの旅の印象やエピソードを教えてください。


アメリカへ行くのは初めてで、食べ物のスケールの大きさには度肝を抜かれました。みんなで料理をシェアして食べたのは良い思い出です。また、スーパーに寄った際に、レジをしていた女性から日本語で話しかけられました。もちろん初対面でしたが、明るく声をかけてくださり、アメリカならではのオープンマインドを感じる事が出来ました。また、チップのやり取りも初めて経験し、海外ならではの習慣に触れる事が出来ました。
研究に関する勉強はもちろんですが、異なる文化に触れられた事で社会勉強にもなりました。

国際学会に参加した感想をお願いします。


初めての国際学会で緊張の連続でしたが、ディスカッションで白熱する場面が見られるなど国内学会とは違う雰囲気を味わう事が出来ました。
研究内容も様々で、自分の研究とは全く違う分野の話を聞く事が出来、勉強になりました。
私はポスター発表を行いましたが、外国の方から指摘で自分には勉強不足な点がある事を実感しました。今後は指摘された事を忘れる事なく、勉強及び実験に取り組もうと思います。
また、ポスターの見やすさの大切さも実感しました。外国の方の良い点を見習い、より良いポスターを作れるよう努力しようと思います。

国際学会派遣公募の制度について感想をお願いします。


国際学会に参加できたのは国際学会派遣公募の制度があったからです。貴重な機会を与えてくださり感謝しております。
今回の学会ではたくさんの事を勉強させていただき、これからの自分への課題にも気づく事が出来ました。
この経験をしっかりと今後の研究室生活に生かしてまいりたいと思います。
ありがとうございました。
ポスターセッション

ポスターセッション