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これまでの取り組み

2010/04/07
宮崎発!第1回九州アイランド女性研究者支援シンポジウム

宮崎発!第1回九州アイランド女性研究者支援シンポジウムを開催いたしました。


多数のご参加ありがとうございました。

平成21年9月5日宮日会館11階ホールにて宮崎発!第1回九州アイランド女性研究者支援シンポジウムを開催いたしました。(主催:宮崎大学、共催:熊本大学男女共同参画推進室・九州大学女性研究者キャリア開発センター・佐賀大学女性研究者支援室・長崎大学女性研究者支援センター、後援:宮崎県・宮崎市教育委員会)当日は学内外より200名以上の方にご参加いただきました。

企画展


シンポジウム当日に先駆けて9月2日より企画展「九州が生んだ女性リーダーたち」「宮崎県内大学の取り組み紹介」を開催しました。開催には九州大学女性研究者キャリア開発センター並びに県内大学のご協力をいただきました。

同時にシンポジウムでご協力いただいた宮崎県、宮崎県総合農業試験場からもパネルをお借りし、活動の紹介をしていただきました。

第1部 女性研究者と話そう〜研究するってどんなこと?〜


第1部では熊本大学、九州大学、本学の女性研究者の企画による交流イベントを行いました。

「研究するってどんなこと?」では本学の助教の研究内容や1日のスケジュールなどを紹介しました。また、宮崎県総合農業試験場より主任技師の本田由美子さんに普段の研究の様子や試験場の様子をお話しいただきました。その後、「女性研究者と話そう(質疑応答)」では、研究や普段の生活に対する質問が出されました。

第2部 女性研究者にエールを!〜多様性を活かしたコミュニティからの発信〜


開会式では、本学の住吉昭信学長による開会挨拶の後、来賓の河野俊嗣宮崎県副知事よりご挨拶をいただきました。
本学が推進する子育て応援バッジを着けて登壇していただいた河野副知事は男女共同参画社会への理解と促進に向けたごあいさつをくださいました。(バッジについてはこちら

特別講演 女性研究者のさらなる活躍を目指して


特別講演では文部科学省生涯学習政策局の板東久美子局長にご登壇をいただきました。女性研究者の取り巻く現状やわが国の男女共同参画の潮流を踏まえ、これからの女性研究者支援の在り方や大学間のさらなる連携の大切さについて細やかなデータをご紹介いただきながらお話しいただきました。

九州地区女性研究者支援モデル育成事業採択機関報告


九州内の科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業採択機関による事業報告を採択順に行いました。
各大学の取り組みを活かした報告に対し、会場からはさらに具体的な情報を求める質問も飛び出しました。

パネルディスカッション


主催・共催大学に加え、大分・鹿児島・琉球大学の3大学を加えた8大学の理事・副学長により、「女性研究者の比率の増加」と「働きやすい、研究しやすい環境整備について」様々な意見をかわしました。

女性研究者の比率の増加については、「採用枠の設定など積極的な取り組みが必要」や「男性に対する働きかけを欠かさない」などの意見が出されました。また、働きやすい、研究しやすい環境整備については、柔軟な勤務体制の構築や子育て支援の充実させる必要性、地域など学外との連携についても意見が挙がりました。

『Women Support 宮崎宣言』


シンポジウムの最後には住吉学長の発案により「Women Support 宮崎宣言」を参加者全員で採択し、これからも女性研究者支援について連携して取り組んでいくことを確認しました。
なお、本シンポジウムは継続的に九州における女性研究者支援を行うため、九州各県の持ち回りとして年1回の開催を目指しており次年度は佐賀大学の主催で開催される予定です。

左から 宮崎大学:菅沼龍夫理事・副学長 九州大学:樗木(ちしゃき)晶子総長特別補佐 佐賀大学:西河貞捷理事・副学長 長崎大学:大井久美子副学長 

左から 宮崎大学:菅沼龍夫理事・副学長 九州大学:樗木(ちしゃき)晶子総長特別補佐 佐賀大学:西河貞捷理事・副学長 長崎大学:大井久美子副学長 

左から 熊本大学:森光昭理事 大分大学:藤岡利夫理事・副学長 鹿児島大学:阿部美紀子副学長 琉球大学:平啓介理事・副学長

左から 熊本大学:森光昭理事 大分大学:藤岡利夫理事・副学長 鹿児島大学:阿部美紀子副学長 琉球大学:平啓介理事・副学長