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これまでの取り組み

2010/10/14
「みやだい育メン養成講座」(全3回)を開催しました!
 清花Athenaサポート室では、女性研究者支援モデル育成事業の一環として、本学に勤務する男性教職員を対象にした「みやだい育メン養成講座」を開催しました。
平成22年8〜9月にかけて、全3回で開催した本講座には、延べ22組の親子が参加しました。各回講座の様子をお知らせします。

■「親子で楽しむ、絵本の読み聞かせ」

日時:8月21日(土) 10〜12時
場所:宮崎大学 教育文化学部附属教育実践総合センター
参加者数: 7組(大人7名 子ども10名)

記念すべき第1回目で取り上げたのは「絵本の読み聞かせ」です。講座初回ということもあり、参加者はもちろん、スタッフも少し緊張気味だったようです。しかし、講座前半のゲストであるUMK(テレビ宮崎)アナウンサーの高橋巨典さんが登場すると、会場から驚きの声が上がり、一気に絵本の世界へ。高橋さんは自身の体験談も交えながら、迫力ある読み聞かせを約1時間披露してくださいました。
後半は、宮崎市立図書館を運営するNPO法人MCLボランティアからおいでいただいたスタッフの皆さんが登場。絵本の種類や年齢に合った絵本の選び方についてのお話がありました。中でも、大きな絵本や飛び出す絵本には子どもたちも大喜びでした。
講座の最後には、実際に参加したお父さんが子どもたちに絵本を読む時間を設けました。思い思いの絵本を親子が囲む姿があちこちで見られました。


■「ビニール袋で大きい動物を作ろう!」  

日時:9月12日(日) 9〜12時
場所:宮崎大学 教育研究・地域連携センター
参加者数: 9組(大人9名 子ども16名)

2回目は、田野児童センターの館長で造形作家でもある後藤麻夫氏を迎え、カラフルなビニール袋を使った動物作りに挑戦しました。普段の生活でも馴染み深いビニール袋を切ってつなげて…。約3時間と長丁場ではありましたが、親子で力を合わせて作品づくりに取り組む姿はとても微笑ましいものでした。最後に空気を入れて膨らませると、キリンやゾウ、ライオンといった大きな動物たちが個性的な姿を表し、会場からは歓声が上がっていました。


■「パパの愛情お弁当」&「パパ友作り交流会」

日時:9月26日(日) 10〜14時
場所:宮崎大学 教育文化学部技術家庭棟 調理学実習室
参加者数: 6組(大人6名 子ども4名)

「育メン養成講座」の最終回で取り上げたテーマは「お弁当づくり」。パパが作ったお弁当を子どもたちと一緒に食べよう!という企画です。
講座の前半はもちろんお弁当づくりです。講師として迎えた船ヶ山清史さん(みやざき大地といのちの会代表)から「食べることの大切さ」についてお話いただきました。現在小学生の子どもさん2人の子育てにも奮闘する船ヶ山さん自身の体験を基にしたスライドで大いに感動したところで、参加者が各自お弁当づくりにチャレンジ。普段はほとんど料理をしないという方もいましたが、船ヶ山さんのアドバイスを受けながら、それぞれに手際よくおかずを作っていました。盛り付けにもそれぞれ個性があり、約1時間半でとてもおいしそうなお弁当が完成しました。
後半は、別室で遊んでいた子どもさんと合流して、完成したお弁当を食べながらの交流会を開催しました。パパの作ったお弁当をおいしそうに食べる子どもの笑顔や、その様子を見ているパパの優しい眼差しがとても印象的でした。

講座に参加した方からは「子どもたちのために読み聞かせの時間を作りたい」、「身近な材料(ビニール袋)での工作でしたが、大きさがダイナミックで楽しかったです」「食べてくれる子どもを思って作るお弁当のよさを学べました」などたくさんの感想を聞くことができました。今回の講座を通じて、育児中の方やこれから育児にかかわる方が子どもとふれあうことにより、絆を深め、楽しい思い出としていただけたことがスタッフの何よりの喜びです。
また、「同じ子育て中の方と知り合うことができてよかった」「家族で参加できる機会がもっとあれば…」という意見もあり、これからも子育て中の人や子育てに関心を持つ人同士がつながりあえる機会づくりが必要であることを痛感しました。
参加くださった皆さん、また講座開催にご協力くださった皆さん、本当にありがとうございました!
巨典さんの読み聞かせの様子

巨典さんの読み聞かせの様子

タマゴ焼きに奮闘する育メンパパ!

タマゴ焼きに奮闘する育メンパパ!

「パパの愛情お弁当」参加者の皆さんと!

「パパの愛情お弁当」参加者の皆さんと!