宮崎には「わたし」を大切にできる大学があります

女性研究者紹介 詳細

2011/03/23

IR推進機構 冨永 るみ 先生

鹿児島大学理学部生物学科卒業・同大学院理学研究科生物学専攻修士課程修了
広島大学大学院生物圏科学研究科博士課程修了 博士(学術)
京都大学大学院農学研究科森林科学専攻博士課程修了 博士(農学)
理化学研究所 研究員 ・ 基礎生物学研究所研究員 を経て 現職

研究内容について教えてください。


 植物生理学、植物分子遺伝学の手法で、植物の形態形成や生長メカニズム、細胞壁について研究しています。近年は、シロイヌナズナの表皮細胞分化に関する研究を行っています。これは、葉のトライコーム(葉に出来るトゲで有用物質を蓄積する)や根毛をモデルとし、転写因子による植物の形態形成制御機構の解明を目的とした研究です。この研究の過程で、早咲きで植物体が大型化するシロイヌナズナの変異体を獲得しました。今後は、これまでに明らかにしてきた基礎研究の技術や知識を、有用植物の生産性向上のために役立てたいと希望しています。

最近、はまっていることなどはありますか?


 宮崎に赴任してから、車の運転に挑戦しています。長年ペーパードライバーだった為、こわごわと運転しています。

 

これから研究者を目指す女性へメッセージをお願いします。


 若手研究者をとりまく厳しい状況が続いていますが、情熱を持って、キャリアを切り開いて行って欲しいです。