宮崎には「わたし」を大切にできる大学があります

大学院生の研究紹介

2010/04/07

vol.02 福満 恵里子さん

【研究室】
教育学研究科 学校教育支援専攻
教育臨床心理専修 佐藤正二研究室
【プロフィール】
只今2年間の大学院修学休業制度を利用して大学院に来ている現職の教員です。
三股町の長田小学校という全校36名の小規模校に在籍しています。
小学校教員として、20年以上勤めましたが、一回大学の方に戻ってみたいという希望をやっとかなえました。
学校現場で悩んでいたことや子どもへの心理学的な対処について、行動理論から学ぶことができ、毎日がとても充実しています。
現場では、なかなかできないことをこの2年間でいろいろやってみようと思います。
【メッセージ】
今、教育心理学を勉強しています。児童へのソーシャルスキルや認知再構成法などの教室現場への予防的な介入によって、児童のメンタルヘルス向上のプログラムを開発することを研究内容としています。現在社会においては、児童ばかりでなく教師のメンタルヘルスも大切な問題だと感じています。
学校現場でも、女性の先生方が子育てと仕事の両立をしながら頑張っていらっしゃいます。女性ならでは、母親ならではの視点で研究でき、現場に返していけることもることも多いと思います。これからもっとそういう方々にも大学に来て欲しいなと思っています。自分のリフレッシュもできますよ。