
宮崎大学長
菅沼龍夫
2008年文部科学省・科学技術振興調整費女性研究者支援モデル育成事業に本学が提案した「逆風を順風に 宮崎大学女性研究者支援モデル」プロジェクトが採択され、本年で3年目を迎えています。
本事業は女性研究者がその能力を最大限に発揮できるように、男女共同参画の視点からも、研究環境の整備、意識改革などを推進するものです。女性研究者が研究活動と出産・育児等を両立でき、その能力を十分発揮できるようにすることは現在進行中の第3期科学技術基本計画にも謳われており、女性研究者の雇用比率を25%にという数値目標も掲げています。
本学のプログラムは、教職員の意識改革を「逆風から順風に」転換するために
1.「清花Athenaサポート室」を設置し、女性研究者の具体的な支援を行う。
2.子育てサポートや経済支援の充実や
3.次世代への啓発活動や意見交換会などを通じて意識改革の取り組みを実施することを目的として始まりました。
幸い、全学の教職員の協力が得られ、「清花Athenaサポート室」が清武・木花両キャンパスに設置され、サポート室の支援スタッフの皆さんの尽力により、順調に本プログラムが遂行されていることは喜ばしい限りです。2009年9月には、「宮崎発 第1回九州アイランド女性研究者支援シンポジウム」を九州地区の8国立大学の協力を得て、開催することができました。文部科学省板東久美子生涯学習政策局長が基調講演をしていただき、最後に「Woman Support 宮崎宣言」を採択しました。これまでの地道な取り組みにより、研究者のみならず大学職員の意識改革もかなり進んだのではないかと思われます。
2010年度は本プログラムの最終年度に当たります。女性研究者採用比率15%という当初目標の達成に向け、一層の努力を積み重ねながら、新たな男女共同参画事業へと繋げて行くことが肝要です。
皆さんのご理解とご支援をお願いいたします。
(平成22年4月)


