宮崎には「わたし」を大切にできる大学があります

研究補助者

医学部看護学科 小児・母性(助産専攻)看護学講座・永瀬つや子先生

Q.補助者雇用制度を利用する前の状況について教えてください。

A. 小児・母性(助産専攻)看護学講座の母性(助産専攻)分野は、助産の講義や実習は、通常学生の講義実習日以外の春休みや夏休みを利用して行われています。そのため1年中講義や実習がある状況となっています。その上、母の介護も行っているため土日の活用が難しい状況でした。そのため、通常の実習および講義等の準備や実施に追われ、研究の準備やデータ収集、整理のため時間をつくれず、研究を実行するまで至らない状況が続いていました。

Q.この制度を通じて、補助者を雇用した後は、どのように変化しましたか?

A. 補助者の雇用により、今まで実施できなかった研究を開始することができました。調査票の準備と作成、送付、データ収集、入力、分析、整理について手伝ってもらったことにより、調査内容をまとめ報告書作成までできました。また、研究テーマである「宮崎県の人工妊娠中絶減少にむけての研究」の中で、具体的に人工妊娠中絶を低減するための啓蒙活動と今後の研究の情報を得るためのパネル展を小児・母性(助産専攻)看護学講座母性看護学分野主催で宮交シティとイオンモール宮崎で開催できるようになりました。

Q.制度についての感想をお願いします。

A. 1日の時間は限りあるので、その中で教育、研究、介護を行うのは難しい状況があります。限りある時間の中で、仕事や研究を続けるためには、仕事を補助してくれる人の存在は重要ですので、本当にすばらしい制度だと思います。また、研究を発展させる意味で外部資金を得ることは重要となりますが、外部資金を得るためはある程度の研究実績が必要です。その意味で、介護や育児を行いながら時間的に余裕のない状況の研究者が補助者を得て、時間を確保し研究を行い実績を積むことは、外部資金を得る機会を得ることにつながり、益々研究を発展させことになります。育児や介護をしている人が余裕をもって研究、介護を続けるためにも大切な制度です。この制度にとても感謝しております。