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【開催報告】第3回 戦略的な高度外国人材導入と選ばれる地方

第3回 戦略的な高度外国人材導入と選ばれる地方

『宮崎-バングラデシュ・モデル』開催報告

2022年8月4日、5日の2日間にわたり、JICA九州、JP-MIRAI(責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム)、宮崎大学共催による第3回 戦略的な高度外国人材導入と選ばれる地方『宮崎-バングラデシュ・モデル』が宮崎で開催されました。本研修では高度外国人材導入に興味・関心がある自治体、企業、関係機関など12名の方が参加されました。参加者は、東京、福岡、茨城、鹿児島など多岐にわたり、各地域の外国人導入に向けた現状、課題等をグループディスカッションを通して「見える化」していきました。

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研修初日は、実際にバングラデシュからICT人材を採用している企業の担当者、就労しているバングラデシュ人から直接話を聞き、どのようにして円滑な業務を行っているのか、業務上の課題、なぜ就労先として宮崎を選んだのかなど、深掘りした意見交換を行いました。

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今回はバングラデシュ人の日本定着を研究しているダッカ大学のアラム先生にも特別講演いただきました。講演後は、文化、考え方の違いなど今後の多文化社会に必要なことにについてアラム先生と意見交換を行いました。

研修2日目は、外国人導入を自治体として支援している宮崎市の担当者から現在の取り組みをお聞きし、さらに今後どのような支援を考えているのかなど意見交換も行いました。本研修を通して、横の繋がり(他地域との連携・協力・共有)も1つの目的であったため、参加者同士がじっくり話し合えるよう、自地域の課題についてグループディスカッションの時間を多く設けました。

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研修の最後では、参加者は本研修を通して得たことを自地域に生かすため、アクションプランの発表を行っていただきました。発表を通して、参加者が所属する機関、地域の視点から様々な外国人材導入の考え方、アプローチがあることを共有することができました。

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今回の研修を通して、より多くの地域で高度外国人材導入が促進されていくことを願っています。


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