H29年12月14日 <社会貢献> 平成29年度公募型卒業研究「四季成り性イチゴ『みやざきなつはるか』の花芽分化特性解明 / 「四季成り性イチゴ『みやざきなつはるか』の高ビタミンC栽培条件の解明」


平成29年度公募型卒業研究

「四季成り性イチゴ『みやざきなつはるか』の花芽分化特性解明

「四季成り性イチゴ『みやざきなつはるか』の高ビタミンC栽培条件の解明」

   

平成29年度公募型卒業研究として、農学部植物生産環境科学科の中村 享平さん4年生が研究されている「四季成り性イチゴ『みやざきなつはるか』の花芽分化特性解明」、同じく農学部植物生産環境科学科の島野 智也さん3年生が研究されている「四季成り性イチゴ『みやざきなつはるか』の高ビタミンC栽培条件の解明」、についてご紹介いたします。

この2件は、宮崎県内で栽培が始まっている『みやざきなつはるか』についての研究であり、お二人とも同じ植物生産環境科学科施設園芸学研究室の学生であることから、協力しながらそれぞれの研究を進めております。

 

「四季成り性イチゴ『みやざきなつはるか』の花芽分化特性解明

『みやざきなつはるか』は一般的にはイチゴの収穫シーズンではない春から秋にかけて収穫が可能なことから、将来性の高いイチゴとして期待されております。この特性を活用し、より多くのイチゴをオフシーズンに収穫できるよう、どのような環境条件がイチゴの花を咲かせるのに適しているのかを解明する研究となります。

「四季成り性イチゴ『みやざきなつはるか』の高ビタミンC栽培条件の解明」

『みやざきなつはるか』は、一般的なイチゴよりもビタミンCが多く含まれていることが確認されております。その長所を活かし、ビタミンCをより効率よく生産できるための環境条件を解明する研究となります。

 

上記研究のため、中村さん、島野さんが所属する施設園芸学研究室では、『みやざきなつはるか』の親株から子株を育てるところからスタートされました。様々な問題も発生し、まず同じ条件の株を揃えることに大変苦労されたそうです。現在は、人工気象室やグロースチャンバー等の専用機器を活用し、様々な条件下で研究用の『みやざきなつはるか』を栽培されているとのことです。

お二人は、実際に『みやざきなつはるか』を栽培している農家さんへも足を運び、栽培する上での問題点や、収穫後の流通問題などについてもお話を伺われたそうです。同研究室では、栽培に関する視点からだけではなく、その後の流通面のアプローチに関しても積極的に活動されており、まちなかキャンパスを活用し「革新的空調技術を用いた施設園芸の展望及び農産物の国際的流通戦略」と題したセミナー等も開催されております。(※詳細は下記URL、またはQRコードよりご確認頂けます)

詳細についてはこちら ⇒ 施設園芸学研究室HP

地域の新しいブランドを生み出すためにはチャレンジが必要不可欠ですが、農家さんにとってとても大きなリスクとなります。今回取材させて頂いた活動のように、大学のシーズが活用され、宮崎に新しいブランド品が誕生する日も近いのではないでしょうか。

こちらの研究は年度末に開催される発表会にてそれぞれポスター発表される予定です。今後の展開に期待が高まります。

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