アフガニスタンでは、2010年頃まで続いた紛争の影響により、省庁において開発を推進する中核人材が大きく不足していました。そのような状況で、国際協力機構(JICA)が主導する「未来への架け橋・中核人材育成プロジェクト Project for the Promotion and Enhancement of the Afghan Capacity for Effective Development(通称:PEACEプロジェクト)」が2011年から開始され、その事業の一環で、宮崎大学では42名のアフガニスタン国内の政府系機関・大学・究所等で勤務する職員を農学系分野(農学研究科、医学獣医学総合研究科等)で留学生として受け入れてきました。その数は、農学系分野においては国内トップクラスの受入数です。