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ニュースリリース

【電気・半導体分野】2022年度演算増幅器設計コンテストで有村さんが優勝!

2023年01月24日 掲載

2023年120日(金)、東京工業大学において、一般社団法人応用科学学会が主催する演算増幅器設計コンテスト発表会及び表彰式が行われ、本学工学研究科修士過程2年の有村知将さんが第3部門(電源電圧変動除去比・同相除去比・直流利得・電源電圧部門)で1位となりました。

本コンテストは、電子回路の汎用能動素子である演算増幅器の設計や評価を通して、アナログ集積回路技術全般を習得し、実社会に通じるアナログ回路技術者を高等教育機関から輩出することを目的としています。

今年度は、全国各地の大学・工業高等専門学校から74名(14機関)が参加し、入力された信号()の増幅度や消費電力、ノイズ耐性などが競われ、電子回路分野を代表する協賛企業の方も多数来場して、提出回路に関して専門的な議論が行われました。

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▼コンテストの審査結果は以下から確認できます。
 https://www.ec.ict.e.titech.ac.jp/opamp/2022/ranking.html

▼有村さんからのコメント

大学院入学前から参加していた演算増幅器設計コンテストですが、今回初めて表彰台に上がることができました。設計回路の発表会では電気分野で1度は必ず名前を聞いたことある企業様からのコメントや質問をいただくことができ、今後の研究にも役立つ知見を得ることができました。

本コンテストの作品募集は89月中に行われ、結果が発表されるのは少し時間が空いて12月になるので、すっかり参加したことを忘れていました。さらに、参加したことを指導教員である淡野教授に伝えていなかったため、入賞した旨の連絡が突然届いて、私も淡野先生も寝耳に水という状況でした。

忘れていたとはいえ、私が専門としている電子回路の分野で結果を残すことができ、とても有意義な経験をすることができました。夏休み中にオペアンプの設計を頑張った自分に感謝を伝えたいです。

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