ニュースリリース
2018年11月20日 掲載
↑魚をさばく生徒の様子
平成30年11月10日(土)、日南市教育委員会が主催する次代を担う子どもを育むキャリア教育推進事業の一環として「日南市中学生宮崎大学訪問研修」を実施し、日南市内の中学生22名が参加した。
本研修は、各中学校において実施している「キャリア教育」をさらに具体的・実践的な形で推進するため、宮崎大学と連携し、最先端の技術や研究に触れさせることで、学問の楽しさを追究しようとする向学心にあふれ、将来に希望を抱き、郷土に愛着と誇りをもつ次世代の育成を目指すもの。平成27年から継続して実施しており、今年が4回目となる。
↑脂質を測定する長野准教授
午前の部では、長野直樹准教授(農学部海洋生物環境学科)が「さかなの美味しさを測ろう」というテーマで、生徒達の地元である日南市沿岸で水揚げされた数種類の魚(マアジ、メアジ、ムロアジ、サバ)の脂の多さを計測したほか、実際に食べ比べを行い、うまみの秘密に迫った。
↑講義を行う大榮助教
午後の部では、大榮薫助教(工学部環境応用化学科)が「カラフル化学講座~色が変わる!魔法の液体~」というテーマで、いくつかの溶液を作成して、化学反応を利用した金属イオンの色の変化を観察する実験を行うなど、通常ではできない体験講座となった。
↑BTB溶液に二酸化炭素ガスを注入する様子
宮崎大学では、高校との連携のみならず中学校とも可能な限り連携を強化し、地域の若い世代の教育・人材育成面でも寄与していくこととしている。
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