宮崎大学
ニュースリリース

宮崎大学がミャンマーで地下水ヒ素汚染と慢性ヒ素中毒についての シンポジウムを開催

2018年02月01日 掲載

20180201_02_04.png↑多くの参加者がつめかけ、熱気にあふれた会場

平成30年1月8日(月)~12日(金)、ミャンマー国保健・スポーツ省が主催する第46回Myanmar Health Research Congress開催期間中に、宮崎大学と同省医学研究局と共同で『Symposium on Arsenic Contamination of Groundwater and Chronic Symptoms of Arsenicosis in Myanmar』を開催した。本学は平成27年年8月からJICA草の根技術協力事業(草の根パートナー型)『ミャンマー国ヒ素汚染地域における衛生保健の実施体制強化プロジェクト』を実施しており、その活動を通じて得られた地下水ヒ素汚染状況や住民の基本保健情報、事業成果を現地専門家等とともに発表し、参加者と情報を共有して議論を行った。

20180201_02_02.png↑シンポジウムで基調講演を行う池ノ上学長

シンポジウムは、丸山 眞杉本学医学部長とDr. Kyaw Zin Thant(チョウ ジン タン)医学研究局長の座長・司会により開催された。冒頭に、池ノ上 克宮崎大学長による両国のこれまでの国際交流を中心とした基調講演があり、シンポジウム前半では、Dr. Khin Phyu Phyu(キン ピュー ピュー)医学研究局毒性研究課長によるミャンマー国全体のヒ素汚染と対策の状況、矢野 靖典助教による事業内容の説明と成果、Dr. Phyu Wai Zin(ピュー ウェイ ジン)医学研究局研究員による事業地住民の健康状態とその分析について得られた成果を発表した。後半では、主に医学的視点から慢性ヒ素中毒に関する発表が行われた。本学医学部神経内科の望月 仁志講師とDr. Win Min Thin(ウィン ミン ティン)ヤンゴン総合病院神経科教授からは、ヒ素暴露における神経系に対する影響について発表があった。皮膚科の古結 秀樹助教とDr. Khine Khine Zaw(カイン カイン ゾウ)ヤンゴン総合病院皮膚科教授からは、ヒ素暴露に対する皮膚科の役割、慢性ヒ素中毒症の皮膚症状などについて、現地の貴重な症例を加えて発表が行われた。

20180201_02_03.png↑参加者からの質問に答える矢野助教

シンポジウムでは医療関係者を中心に150名以上が参加し、専門家による熱心で活発な議論が行われた。参加者からは本学と医学研究局の共同対策事業の重要性と今後の継続性に対する期待が述べられた。

20180201_02_01.jpeg↑関係者による集合写真

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