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宮崎日日新聞賞(科学賞)受賞(宮崎大学「ブルーベリー茎葉抽出成分の新型コロナウイルス不活化効果」 研究チーム)

【研究チーム構成員】

  • 森下 和広(フロンティア科学総合研究センター特別教授) HP
  • 國武 久登(農学部長 / 農学部教授) HP
  • 岡林 環樹(産業動物防疫リサーチセンター教授) HP
  • 菅本 和寛(工学部准教授) HP
  • 荒武 尚 (産学・地域連携センター准教授) HP

【概 要】

 宮崎大学で育成されたブルーベリー品種「くにさと35号」の茎葉から抽出した成分中の新型コロナウイルスに対する効果を調べた結果、特定成分を豊富に含む粗精製分画に、強い抗ウイルス効果があることを突き止め、実用化への成果をまとめた。(特許出願中)
 県内の素材を用いた基礎的研究の成果から身近な食品などへの応用が期待できること、ならびに医学部・工学部・農学部といった学内横断的な取り組みで新型コロナウイルス不活化効果を確認した点などが評価され、今回の受賞につながった。
 工学部の菅本研究室は、ブルーベリーの茎葉熱水抽出物の分離・分析を担当し、ポリフェノールの一種であるプロアントシアニジンを多く含む分離物が強い抗ウイルス効果を示すことを明らかにした。プロアントシアニジンはカテキンなどのフラバン-3-オールの重合体であり非常に複雑な構造をしている。プロアントシアニジンは溶解性が悪く、分離が困難なため、現在は、溶解性を向上する技術や容易な分離法の開発を検討している。

熱水抽出物の成分分画熱水抽出物の成分分画

LC/MS/MSを用いた成分分析LC/MS/MSを用いた成分分析

【宮崎大学HP掲載記事】

http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/edu-info/post-724.html


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