トロイカサポーターの役割

テニュアトラック教員のサポート体制として、学内からお二人、学外からお一人のサポーターをお願いしております。ついては、機構が考えているサポーターの役割について、以下に記載させて頂きます。

サポーターの先生方には、テニュアトラック期間中のテニュアトラック教員に対して、研究の進め方を始めとし、学生への教育方法などについて、ご助言を頂きたく考えております。

また、5 年間のテニュアトラック期間中、テニュアトラック教員は1 年目、2 年目、そして4 年目に年次報告書を準備致します。そして、3 年目には中間評価のための報告書、5 年目にはテニュア審査のための報告書を用意することになります。サポーターの先生方には、それらの原稿に目を通して頂き、直接お話をする機会を持って頂くなど、研究の進捗状況を把握しつつテニュアトラック教員が報告書を完成させるお手伝いを頂くことをお願いしております。

なお、テニュア審査では以下の項目に従って評価することになりますので、これらを参考にして頂き、テニュトラック教員が問題なくテニュア職に付けますよう、日頃よりご指導ご鞭撻を頂きますよう、よろしくお願い致します。


【参考】テニュア審査の際の評価の観点

1. 研究業績など、研究の進捗状況

2. 研究の自立性
(1)学会発表や論文等の発表状況(筆頭著者あるいは責任著者としての発表状況)
(2)科学研究費補助金など外部資金の獲得状況
(3)受賞歴、特許の出願状況
(4)国際学会等における発表、海外研究者との交流・研究ネットワークの形成研究
費獲得状況

3. リーダーシップ
(1)学内外の研究者ネットワークの構築(共同研究実績(海外研究者との交流実績を
含む))
(2) 学内でのセミナーや公開研究成果発表会等の企画・運営
(3) 学外(学会等)でのシンポジウムや研究会等の企画・運営
(4) 博士研究員へのキャリアパス支援(博士研究員がいる場合)講義の実施や学生
の指導状況

4. 学生の研究指導・教育力
(1)指導学生の国内外への学会発表や発表された学術論文の有無
(2)学部及び大学院における授業の担当とその評価内容(学生による授業評価結果
など)

5. その他、特筆できること