先輩の声
私は卒業後、現在は食品メーカーで営業職として働き、家庭用商品の営業を担当しています。食品業界は大学入学当時から興味があったので、楽しく仕事に携わることができています。「食」は人々の生活に欠かせないものなので、そこに貢献できていることにやりがいを感じています。
大学時代は応用生物科学科(現在の応用生命化学コースの前身)にて幅広く一般化学や生物学、食品学を学び、3年生からは食品機能化学研究室で麹菌の機能性の研究をしていました。現在は営業職なので、大学時代の知識そのものを活用することは少ないですが、研究生活で学んだ課題解決能力や計画力は社会人においても活かすことが出来ています。大学生活を通して多くの友人と出会い、お互い切磋琢磨した日々は私の財産であり、現在の大きな糧となっています。
現在は、西臼杵農業改良普及センターで地域支援担当として農業経営や女性農業者に関する業務をしています。大学時代は、植物生理学研究室で葉緑体の発達に関する遺伝子の機能解析について研究していました。コロナ禍ではありましたが学会発表に参加し、研究内容に関する知識を深めることができました。また、研究室では結果を出すだけでなく筋道を立てて計画をしたり、相手にわかりやすく説明するための資料作りなどを学ぶことができ、これらは社会人になっても不可欠なスキルであると実感しています。
宮崎大学農学部での学びを通して、尊敬する先生方や共に頑張れる友人と出会うことができ、今でも私の大きな財産となっています。
問い合わせ先
宮崎大学農学部 農学科 応用生命化学コース
(教務・学生支援係)