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学士課程教育

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学士課程教育の概要 (平成26年度以降の教育課程)

新しい教育方法の導入

 本学の学士課程教育カリキュラムは、これからのグローバル化社会に通用する「デザイン力」、すなわち、過去の経験を未来へのチャレンジへと転換させる能力、そして、知識・理論を活用して豊かな社会を創成する能力の育成を目標としています。これを実現させるには新しい教育方法の導入が不可欠であり、特筆すべき教育方法の方向性として以下の4点をあげることができます。

  1. 知識の注入による受動的学修中心から課題解決型の能動的学修中心へ
  2. 記憶力育成重視から思考力育成重視へ
  3. 個別学修重視から協同学修重視へ
  4. 教員個人の成績評価から組織的な学修成果のマネジメントへ

基礎教育と専門教育の有機的連携

 平成26年度からスタートする学士課程教育は、これまでの共通教育、専門教育といった区分にとらわれず、学生の学修成果という観点から、基礎、応用、発展の連続した段階で、課程在籍期間(4〜6年間)の教育活動全体を通じて教育課程を編成します。

学士課程教育プログラム

 上記の図で示す新しい教育カリキュラムは、以下の3つの特徴を持っています。

  1. 教育内容の専門化、高度化の段階に応じて、学士課程カリキュラムを基礎、応用、発展の3グループに分けています。基礎に属す科目には旧制度における共通教育科目と専門教育科目の専門基礎などが含まれます。改革によって生まれるこの新しい科目のグループを基礎教育科目とします。
  2. 新カリキュラムの基礎教育科目は導入科目、課題発見科目、学士力発展科目の3つの区分から構成されます。スキル系の導入科目は学士力関連の知識・スキルの育成を、課題発見科目は学士力の態度・志向性の育成を、専門基礎を含む導入科目は専門分野固有の知識・スキルの育成を、学士力発展科目は学士力と専門分野固有の両領域に関わる知識・スキル及び態度・志向性の育成を主に担っています。
  3. 新カリキュラムの最も大きな特徴は、縦に並んだ科目間の連続性と発展性です。例えば、コミュニケーション能力は複数の科目によって育成され、身につけた能力は最終的に卒業研究で発揮され、更に磨かれます。新しい教育プログラムでは、ディプロマポリシーの実現のための一貫性のある教育課程の構築を目的としています。