「みやだいずⓇ」は、都城の農家さんが代々受け継いで栽培されてきた都城地域の在来大豆で、2012 年から宮崎大学で栽培試験等を実施し、その特性が優れる事から2017年に宮崎大学で商標登録を行いました。その名称は「都城」と「宮崎」の「みや」および宮崎大学の「みやだい」に由来します。2016 年、都城市の6次産業化推進の取組の中で、都城の在来大豆を利用すべく、都城地域の自治体 JA、農業法人、企業および宮崎大学の産学官が一堂に会し「都城在来ダイズプロジェクト」が始まりました。その後、2018年に「みやだいず地域興しプロジェクト」が発足し、みやだいずの栽培と利用の拡大に取り組んでいます。
商品紹介
宮崎大学と都城市内の農事組合法人、味噌醤油メーカーのケンコー食品工業(株)、都城市役所、宮崎県北諸県農業改良普及センターによる産学連携プロジェクトとして、都城地域の在来大豆「みやだいず」の生産拡大と加工品開発の促進が行われ、「みやだいず」を使った様々な商品が誕生しました。今回は、ケンコー食品工業株式会社様のご協力により、みやだいずを使用した生大豆・蒸し大豆・煎り大豆・きな粉のセットを準備しました。
商品の特徴
国内消費の 94% が海外産大豆に依存している中、貴重な国産大豆その中でも宮崎県在来種の大豆は大変珍しく注目されます。当然そんな大豆を使った商品は珍しく優位性があります。
みやだいずの加工はそれ自体の美味しさを出すために素材を活かしたシンプルな加工を行っています。
ケンコー食品工業株式会社
南九州を大豆の産地に!を合言葉にみやだいずプロジェクトが発足しました。大豆を原料にする様々な業種が手を組み、今後予想される食糧危機等に振り回されることなく安定した食品を消費者に提供して行くためにもこのプロジェクトを成功させたいと考えています。
ケンコー食品工業株式会社 Web サイト
https://www.misogura.com/
地域資源創成学部 栽培学 橋口 正嗣 (はしぐち まさつぐ)准教授
みやだいずの特性や成分等を調べたり新しい品種を開発することで、より付加価値の高いみやだいず製品の開発に貢献したいです。お店などで目にする機会が多くなりました。美味しいので是非ご賞味ください。
・研究者データベース 橋口 正嗣
https://srhumdb.miyazaki-u.ac.jp/html/100000894_ja.html
理事(人事・基金・SDGs担当)
明石 良(あかし りょう)元農学部畜産草地学科教授
「みやだいず」に惚れ込んで生産者や食品会社が丹精込めて作った宮崎産まれの在来ダイズです。宮崎の温暖な気候を利用して、晩秋の収穫で良質なタンパク質が豊富に含んでおります。是非、一度ご賞味ください。
・研究者データベース 明石 良
https://srhumdb.miyazaki-u.ac.jp/html/610_ja.html
・Instagram miyadaizu_kenko
・Facebook みやだいずプロジェクト
・「みやだいず物語」 https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/uploaded/attachment/3477.pdf