人口減少や高齢化が急速に進んでいる昨今、地域自治体と連携・協力しながら、様々なアプローチによる地域活性化事業を行い、地域の振興に貢献できるよう取り組んでいます。令和3年度は、川南町や門川町などをはじめとする県内各地の自治体と連携事業(受託研究)を実施しました。また、令和2年度より医学部・地域資源創成学部の2つの寄附講座が都農町に設置され、学生の教育・研究を通じたまちづくりの推進を行っています。
連携機関 | 締結年月日 | 連携機関 | 締結年月日 | ||
1 | 宮崎県 | 2007年 6月26日 | 8 | 小林市※ | 2015年12月14日 |
2 | 宮崎市 | 2011年 4月 5日 | 9 | 西都市 | 2016年 8月29日 |
3 | 日南市 | 2012年 4月12日 | 10 | 川南町 | 2016年10月12日 |
4 | 日向市 | 2012年 7月 6日 | 11 | 門川町 | 2017年 6月 5日 |
5 | 串間市 | 2013年 5月10日 | 12 | 都城市 | 2018年 7月23日 |
6 | 五ヶ瀬町※ | 2014年 2月10日 | 13 | 都農町 | 2018年 8月27日 |
7 | 綾町 | 2015年 9月15日 |
※印は農学部と市町村との協定
(写真左)連携事業年次報告会(綾町)、(写真右)連携事業年次報告会(門川町)
市町村名 | プロジェクト名 | 代表者 | 所属 |
門川町 | 「門川海の幸大図鑑」の出版-門川町の魚類多様性から見た魅力発掘と地産地消を目指して | 村瀬 敦宣 | 農学部 |
カンムリウミスズメの象徴種的価値を見いだすための生態・行動研究 | 坂本 信介 | 農学部 | |
フィンガーライムの産地化に向けた取り組みとオリジナル品種の育成に伴う技術支援 | 國武 久登 | 農学部 | |
さかなアプリのベータ版公開及びその開発 | 村瀬 敦宣 | 農学部 | |
綾町 | 綾ユネスコエコパークの農産物ブランド化に向けた生態学的研究 | 光田 靖 | 農学部 |
綾町の自然生態系農業システムの水環境への影響に関する研究 | 戸敷 浩介 | 地域資源創成学部 | |
綾町の自然生態系農業における窒素循環に関する研究 | 西 和盛 | 地域資源創成学部 | |
綾町の野生動物に関する研究 | 坂本 信介 | 農学部 | |
綾の肖像プロジェクト | 松岡 崇暢 | 地域資源創成学部 | |
串間市 | 地方創生マーケティング事業 | 杉山 智行 | 地域資源創成学部 |
川南町 | ラズベリー新系統の栽培試験と加工食品の開発 | 國武 久登 | 農学部 |
都農町 | -1歳から100歳まで健康促進支援事業 | 鶴田 来美 | 医学部 |
ダイバーシティ推進事業 | 伊達 紫 | 清花アテナ男女共同参画推進室 | |
ビッグデータを活用した関係人口創出研究 | 土屋 有 | 地域資源創成学部 |
医学部「地域包括ケア・総合診療医学講座」では、都農町国民健康保健病院内を拠点に総合診療医の育成と都農町での地域包括ケアシステムの構築とを目標に、同院を拠点に教育、研究、実践活動を行っています。
地域資源創成学部「地域経営学講座」では、都農町内での実習を通して地域課題を解決するプランの提案及び地域活性企画を実施する学生への指導・支援の他、都農町をフィールドとしたゼミ研究活動を行っています。
こうした学生の教育・研究を通じたまちづくり構想の強化を図るため、都農町との連携の窓口として、研究・産学地域連携推進機構に寄附講座コーディネーターを配置し、両学部の事業の推進・支援を行っています。
(写真左)医学部実習の様子、(写真右)地域資源創成学部の実習の様子
産学・地域連携部門(事務室)
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