みやざき地域志向教育研究活動 -高千穂高校にてネピアグラスの生産性についての調査-
今年度のみやざき地域志向教育研究経費で、農学部畜産草地科学科 石井先生の”高千穂地域の刈干草地におけるネピアグラスの混種適応性および飼料品質”の活動で高千穂高校での調査、収穫の作業が行われました。
この研究は地域課題実践型卒業研究型の研究テーマで、高千穂高校の宮野尾農場にてネピアグラスを生産して育成調査を行っています。
2014年11月17日(月)には石井先生と学生の調査が済んだネピアグラスを、高千穂高校の生徒の皆さんと地元の方々が協力をして収穫をしていきました。
収穫後のネピアグラスは生徒が束にまとめ、「とうび」と呼ばれる冬期の貯蔵粗飼料を悪戦苦闘しながら製作していました。
高千穂地域では伝統的に「とうび」作りが行われているということで、新しい研究と地域の伝統が融合した活動となっていることに感動致しました。
ネピアグラスの成長はもちろんのこと、高大連携の活動という点でも今後が期待される研究だと思います。