このコーナーでは、とおい昔、どんな場所()で、どのようにお米が作られていたのかを調()べる方法や、どんな道具()や作業()があったのかを紹介()しています。
みなさんが、いつも食べている「お米」。
じつは、とおい昔に外国から日本に伝()わってきた食べ物なのです。
農家()の人たちは、お米作りをするのに、今は大きな機械()を使いますが、昔は手作りの簡単()な道具を使ったり、馬や牛を使って作業したりしていました。
ススキの葉()は触()ると、ざらっとして、手を切ることがありますが、葉の中にガラスの成分()でできたものが入っているからです。この成分は枯()れた後も腐()らずに土の中に残()ります。これを「プラント・オパール」といいます。
お米の葉の中にも、ガラスの成分が入っています。昔の土の中にあるお米のガラスの成分を調べると、いろいろなことがわかります。展示()コーナーの顕微鏡()で、プラント・オパールがどんなものかを見ることができます。
焼畑というのは、山を焼()いて、畑を作って作物()を植えることです。
この農法()は人間が自然の力を上手に借()りて作物を作ります。
山を焼いて・・・
1年目:ソバ 2年目:アワ・ヒエ 3年目:アズキ 4年目:ダイズ・サトイモ を作ります。(毎年()同()じ作物を作るとうまく育たなくなります。)
畑をやめて20〜25年そのままにします。(この期間()が短いと、作物の育()ちが悪()くなります。)
草が生えて、木が生えて山が元に戻()ります。
また山を焼いて畑を作ります。
農機具は、畑や田んぼを作るときに使う道具()のことです。
今は鉄()できた大きなものが多()いですが、昔は木でできた小さなものがほとんどでした。木の先に鉄で作った部品()をつけて使うものもあります。