このコーナーでは、肉を食べる動物(肉食動物)にくしょくどうぶつ、草を食べる動物(草食動物)そうしょくどうぶつ、人間のようにいろいろなものを食べる動物(雑食動物)ざっしょくどうぶつなどの骨格や体の作りのちがい、かたちやあごのほねの形など、いろいろなところを見比みくらべてみることができます。

動物の骨格標本(動物の骨の見本)

骨格は、動物の骨組ほねぐみのことで、その動物の形のもとになるものです。骨の形を見比べると、動物のいろいろなことがよく分かります。どんな種類の動物なのか見分けることもできます。

肉食動物 草食動物

目が前についている

獲物えものをしっかりとらえられるように、目が前に付いています。
かたい肉をちぎって食べるので、強い筋肉きんにくがたくさん入るようにあごの骨がへこんでいます。

目が横についている

外敵がいてきから身を守れるように目が横に付いていて広い範囲はんいが見えるようになっています。
柔らかい草を食べるので、あごの筋肉はたくさんいらないので、あごの骨にあまり凹みがありません。

かたい肉をちぎったり切りいたりして食べるために、歯がとがっています。

草をすりつぶして食べるために、歯がひらたくなっています。

みんなほ乳類の仲間

ライオン・イヌなどの肉を食べる動物(肉食動物)やウシ・ウマなどの草を食べる動物(草食動物)人間のようにいろいろなものを食べる動物(雑食動物)、みんな「ほ乳類にゅうるい」という動物です。

※ほ乳類は、赤ちゃんを産んで母乳(おっぱい)を飲ませて子供を育てる動物のことです。

剥製を近くで見ることができますよ!