宮崎大学
ニュースリリース

本学医学部感染症学講座微生物学分野の新教授らの研究グループ(長崎大学、岐阜大学との共同研究)は、プリオン病の予防・治療薬の候補として有望なAlprenololを見出しました

2018年05月09日 掲載

プリオン病(伝達性海綿状脳症)は感染性病原体プリオン(現在では異常型プリオンタンパクとほぼ同義とされる)によって引き起こされる致死性の神経変性疾患であり、ヒトではクロイツフェルトヤコブ病(CJD)が代表的な疾患です。CJDは、発生率は年間100万人に1人前後と希少ではあるものの、発症後の症状と進行の速さなど人類において最も悲惨な疾患の一つであるとも言われています。にもかかわらず、有効な予防・治療法は存在せず、その開発が切実に求められている状況です。

本学医学部感染症学講座微生物学分野の新教授らの研究グループ(長崎大学、岐阜大学との共同研究)は、ドラッグ・リポジショニングの観点からアメリカ食品医薬品局(FDA) 承認済みの1200の薬剤からSPRi (Surface Plasmon Resonace imaging)を用いて、組換えプリオンタンパク(PrP)に結合する30の化合物を同定し、さらにプリオン感染培養細胞による二次スクリーニングにより、異常型PrPを顕著に減少させる効果を示したAlprenololを見出し、CJDの予防・治療薬の候補として有望であることを明らかにしました。本研究成果は、Molecular Neurobiology誌に掲載されました。

▼研究室ホームページはこちら
http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/micro/members.php

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