OB研究者紹介
奥山勇治 H29.4.1~テニュア職(工学教育研究部 教授)
2014.4.8
学部:工学教育研究部・教授
(テニュアトラック中間評価にてS評価となり、工学教育研究部准教授としてテニュア職(2017.4)、2021.4から教授)
奥山教員のホームページ
1.略歴
学歴
2003年3月 名古屋工業大学工学部 材料工学科卒業
2005年3月 名古屋工業大学大学院博士前期課程 物質工学専攻修了
2008年3月 名古屋工業大学大学院博士後期課程 物質工学専攻修了
2008年 博士(工学)(名古屋工業大学)
職歴
2007年4月-2009年3月 日本学術振興会特別研究員 (DC2, PD)
2009年4月-2011年2月 名古屋工業大学産学官連携センター研究員
2011年3月-2014年3月 九州大学稲盛フロンティア研究センター特任助教
2014年4月-2017年3月 宮崎大学テニュアトラック准教授
2017年4月-現在 宮崎大学工学教育研究部准教授
2.テニュアトラック期間中の研究分野と研究課題
研究分野:工学系エネルギー科学
研究課題:イオン伝導性酸化物の材料設計と次世代エネルギーデバイスへの応用
3.研究内容紹介
酸化物中のカチオンの一部を低原子価イオンで置換した際、酸化物イオン空孔を形成する。この酸化物イオン空孔が外部の水蒸気を取り込む際に水素イオン(プロトン)がO-O間に侵入型欠陥として導入され、その水素イオンが結晶内で最も優勢な電荷担体として機能する材料をプロトン伝導体といいます。この材料は1980年にT.TakahashiとH. Iwahara[Revie de Chimie Minerale 17 (1980)243.]によって発見され、燃料電池や水蒸気電解、水素ポンプ、水素センサなどの応用が期待されている材料です。私の研究課題はこのプロトン伝導体の性能を最大限まで向上させるための材料設計です。具体的にはプロトン伝導体の合成法や添加元素などがプロトン溶解及び伝導に与える影響を調べることで高プロトン伝導性酸化物の材料開発を目指しています。また、持続可能な水素エネルギー社会を目指して次世代燃料電池として期待されているプロニックセラミック燃料電池(PCFC)やガルバニ電池型水素センサの開発を用いて行っています。
3.研究業績・外部資金獲得については奥山教員のホームページをご確認ください
http://www.cc.miyazaki-u.ac.jp/okuyama/
4.連絡先
奥山勇治
〒889-2192 宮崎市学園木花台西1-1 宮崎大学工学部A棟310
TEL/FAX:0985-58-7855
E-mail: okuyama(@)cc.miyazaki-u.ac.jp (@)を@に代えてください。
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過去の記事
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