2　この規程において「業績評価」とは、各教員の業績を各部局の長及び学長が評価し、その評価結果を適切に処遇へ反映するために実施することをいう。

2　教育研究活動等の評価項目は、「宮崎大学における教員の個人評価の基本方針」に掲げる次の項目とする。ただし、各部局が独自の項目を定めた場合は、当該項目に加えることができる。

2　評価期間において、勤務実績がない者は評価対象外とする。ただし、当該期間の一部において勤務実績がある者については、業績評価の対象とする。

2　前条第1項の規定にかかわらず、令和3年4月1日以降に採用された被評価者の採用された年度の評価区分は、「B」とする。

3　被評価者の総数に占める評価区分ごとの人数の割合は、別に定める。

2　部局長は、次に掲げる手順により業績評価を行う。

3　部局長は、被評価者の評価結果を5月15日までに学長に提出するものとする。

4　部局長が被評価者の場合は、第1項の規定に準じて、学長に業績書を提出する。

5　学長は、勤務成績を考慮して全ての被評価者の業績評価について最終評価を行い、評価区分を決定する。

6　前各項に定めるもののほか、評価の実施方法に関する必要な事項は、別に定める。

2　被評価者は、評価結果について、学長に評価の過程、基準等の開示を求めることができるものとする。

2　前項の規定に基づく申立ては、業績評価の結果が給与に反映されることを知り得た日から起算して14日以内に行うものとする。ただし、当該期間内に申立てをすることができないことについて正当な理由があるときは、この限りでない。

3　被評価者は、再評価を申立てたことを理由として、不利益な取扱いを受けない。

4　学長は、再評価に当たり被評価者から提出された業績書について、当該部局長に対して説明を求めることができるものとする。

5　学長は、第1項の再評価の申立てがあったときは、これを受けなければならない。

6　学長は、再評価に当たり特に必要と認める場合は、再評価委員会を設けることができるものとし、次に掲げる者をもって組織する。

7　学長は、業績評価の結果を再評価し、申立てを受けた日から30日以内に不服申立人に通知する。

8　再々評価は行わないものとする。

9　前各項に定めるもののほか、再評価の実施に関する必要な事項は、別に定める。

2　前項に定めるもののほか、業績給に関する事項は、別に定める。

2　昇給の区分(以下「昇給区分」という。)は5段階(a、b、c、d、e)とし、その内容は別表2のとおりとする。

3　昇給区分は、昇給日前1年間の勤務成績(業績を含む。以下同じ。)を考慮して決定するものとする。

4　前3項に定める昇給日前1年間に第8条の業績評価の評価区分が「C」となった業績連動給与制教員の昇給区分は、「e」とする。

5　昇給区分の決定は、職員給与規程第17条を適用する。この場合において、同条中「号俸」とあるのは、「号給」と読み替えるものとする。

この規程は、令和2年12月24日から施行する。

この規程は、令和4年10月1日から施行する。

この規程は、令和6年4月1日から施行する。