卒業生インタビュー
【新日本科学】

氏名:枝村ひとみさん
在学時の所属分野:フロンティア科学・生物資源分野
卒業年度:2016年度
現在の職業:(株)新日本科学

Q1:畜産草地科学科に入学したきっかけはなんですか?
 幼い頃から動物が好きで、将来は動物に関わる仕事に就きたいと考えるなかで、本学科の動物に関わる実習や資格取得制度が豊富な点に魅力を感じました。

Q2:現在のお仕事の具体的な内容を教えてください。
 医薬品、医療機器あるいは再生医療等製品の開発に必要な前臨床試験に携わっています。
 その中でも特に、マウスやラットなどの小動物を用いた実験に従事しています。
 委託者様から届く被験物質(お薬の卵)を動物に投与し、血液や尿などの試料を採取したり、動物の健康状態を観察したりしています。

Q3:現在のお仕事のやりがいや印象に残っているエピソードを教えてください。
 名のある医薬品がうちの会社でかつて試験されたものだと知った時は、私も将来人々の役に立つ医薬品に携わることが出来るかもしれないと思い、とてもわくわくします。
 また、実験動物にみられる症状は、その後にあるヒトでの臨床試験にも大きく関わると思うので、それら症状の一つ一つを丁寧にみていくことにやりがいを感じています。

Q4:学生時代に学んだこと、取り組んだことや取得した資格で、現在のお仕事に役立っているものはなんですか?
 学生時代に取得した実験動物一級技術者の知識や技術は、現在の業務に大きく役立っています。
 また、所属研究室であったフロンティア科学実験総合センター実験支援部門生物資源分野で、マウスを含む様々なげっ歯類を扱った経験は、動物の特性を考える力や動物に向き合う姿勢を養ってくれたと思います。

Q5:学生時代に取り組んでおいてよかったと思うこと、もっと取り組んでおけばよかったと思うことはなんですか?
 部活動やアルバイトなどを通じてたくさんの人々と関わったことで、コミュニケーション能力や他者と協力する力を培うことが出来ました。
 実験の計画書は英語で書かれていることも多いので、学生時代に英語に関する検定に積極的に挑戦し、語学力を磨いておけばよかったと思います。

Q6:畜産草地科学科への入学を検討している未来の後輩へのメッセージをお願いします!
 本学科は、畜産業に限らず、動物や植物に関係する様々な仕事への道が開ける学科だと思います。
 自分の興味を共有できる仲間や先生方と出会い、ぜひ一生の糧になる学生生活を送ってください!

卒業生インタビュー写真_枝村仁美.jpg


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