GX Research Center 宮崎大学 GX研究センター
宮崎大学の研究について
これまで宮崎大学は異分野融合を軸とした強みと特色のある研究や技術開発を展開しています。
本学は宮崎唯一の国立大学として、農林水畜産業を始めとする『地域産業の活性化』や『地域の課題解決』に資する研究を積極的に推進しています。
重点研究分野である『生命・環境・食・エネルギー・共生』分野においては高い研究実績と多くの研究成果が蓄積されており、特に『環境・エネルギー』分野においては工学部を中心に『カーボンニュートラル研究』や『防災レジリエンス研究』の高い研究実績の蓄積が進み、国内の大学や研究機関から注目されています。

未来に向けた組織整備
宮崎大学では重点研究分野の更なる強化・拡張のために、「GX研究センター」を新設しました。
本学の各分野の研究を牽引する『産業動物防疫リサーチセンター』『フロンティア科学総合研究センター』に『GX研究センター』を新たに加え、3つのセンターを『先端研究推進本部』の下に集結・組織して連携の機能強化を図ります。
これにより機動的かつ計画的な先端研究プロジェクトの遂行と戦略的な社会実装を加速させていくことができます。

GX研究センター
GX研究センターは、本学が擁する「地域循環型カーボンニュートラル技術」と「GX技術」を結集させて『カーボンニュートラル研究開発』『地域防災レジリエンス研究開発』『GX教育』を展開します。
本センターの運営においては「産・官・学・金」が相互に連携して加速度的に展開し、持続可能な開発目標(SDGs)を意識した、地域型GX技術開発と社会実装を実現していきます。
また、地域のGX化、カーボンニュトラル化、地域新産業創出等にも意欲的に取り組み、環境面・経済面においてもサステナブルなGXシステムの構築を目指します。
本センターによる成果・技術については、地域・国内へ広く発信し水平展開することで、日本の経済社会システムや産業構造の変革・成長、及び持続可能な開発目標(SDGs)の達成に寄与します。

センター長の挨拶
GX(グリーントランスフォーメーション)とは、化石エネルギー中心の産業・社会構造をクリーンエネルギー中心の構造に転換していく経済社会システム全体の改革への取り組みです。
宮崎大学 GX研究センターは、カーボンニュートラルをはじめとするGX技術開発の牽引のために、2024年4月に新設されました。カーボンニュートラル研究開発部門、地域防災レジリエンス部門、GX教育部門をおき、地域から世界に向けた技術開発を全学組織として遂行します。
先端研究推進本部の下、産業動物防疫リサーチセンターおよびフロンティア科学総合研究センターと共に、機動的かつ戦略的に社会実装を目指した先進的プロジェクトを進めます。
センター長 西岡 賢祐
