2025年11月15日(土)、木花キャンパスにてバーチャルリアリティ体験イベント「VRで世界旅行をしませんか」を開催し、約170名の方に来場していただきました。

このイベントは、外国人留学生と来場者が交流しながら、最新のVR技術を通して多文化理解を深めることを目的として、大学祭に合わせて開催したもので、イギリス、インド、インドネシア、エジプト、そしてミャンマー出身の留学生が、自国の観光地や文化的魅力を最新のVR機器「メタクエスト3」を使用したVR映像で紹介。来場者の方には、まるで現地にいるかのような臨場感のある旅を楽しんでいただけたのではないかと思います。また、宮崎大学オリジナルの仮想空間も公開し、大学が開発したデジタルキャンパスを実際に探索していただきました。

来場者からは、「VRがこんなに楽しいとは思わなかった」、「教育的にも活かせる可能性を感じた」と直接フィードバックをくださる方もいるなど、非常に好評で、一時的に入場制限をかける場面もございました。また、本企画の運営面では、ICTの授業を履修している日本人学生が通訳や技術サポートとして参加し、日本語・英語の両方でスムーズに交流できる場を創出することで、留学生とのコミュニケーションを通して語学力や国際感覚を磨くとともに、授業で学んだ技術を活用した交流の新しい形を学びました。

宮崎大学国際連携センターでは、今後も学内にてVR体験会などを定期的に開催し、学内での認知向上・リテラシー強化を推進するとともに、地域に開かれた大学として、地域の方々と共に学び・体験を共有する場を設けてまいりたいと考えております。