宮崎大学で中国語を学ぶ学生と、中国語圏から宮崎大学に留学している学生がお互いに言語学習や異文化理解を深められるように、中国語と日本語を用いた言語交流の場を設けています。
例年学内で実施していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大のためリアルな交流は難しくなっていました。そこで、2021年はオンラインでの交流会を開催することになりました。台湾にある協定校の一つ、東呉大学日本語学科の学生さんとの交流は、最初は両大学の教員が介在して始まり、その後は、SNSなどを用いて交流が続けられています。
相互に行き来することは難しくなりましたが、逆に、オンライン交流が一般化することで、誰もが大きな費用をかけずに交流ができるのはいいことです。
ことばは国境を越え、相互の理解を深め、人と人を結び付けます。言語学習にとって最も意義があるといってもよい、その言語を話す友人を作ることにつながればと願っています。
