宮崎大学の中国語教育では、コロナ禍の中、中国語履修者に満足していただける学習体験をどう提供するかを模索して、打開策を探ってきました。
2021年度には、中国の西安外国語大学日本語学部と連携し、オンラインによる学生交流を13回行いました。これにより、宮崎大学の中国語履修者が中国の大学生と中国語および日本語で会話して、交流を深めました。また、PPTを使った発表やお互いにその内容について質問し合うことで、お互いの社会や文化について理解しました。
さらに、日中の大学生活を紹介しあうことで、中国語および日本語の日常生活とそれに関わる表現を学びました。
2022年度も、いろいろな交流活動を展開しました。宮崎大学の(交換)留学生による中国の伝統文化や中国の若者文化の紹介を対面で行いました。
「ことば」を学ぶだけではなく、中国の文化や社会への理解も深められるように努めました。こうした活動が終わってからも、宮崎大学の中国語履修者からいろいろ質問がでて、とてもよい経験であったという声が聞かれました。
コロナ禍の中、このような日中両国の若者同士が対面で交流できる機会はなかなか得られないので、非常に貴重な経験であったと思います。
これからのポスト・コロナでも、宮崎大学の中国語履修者の皆様のために、日中の若者同士のさまざまな交流活動を企画していこうと思っています。
「ことば」の学習を介して、持続可能な多様で包摂的な社会を創る人材を育成するよう努めて参ります。
宮崎大学で、中国語での国際交流を体験しよう!