獣医学科学生の豚インフルエンザウイルス新規増殖法に関する論文がPathogensに掲載されました

この度、獣医微生物学研究室6年生の田中友里さんが筆頭著者である豚インフルエンザウイルス新規増殖法に関する論文がPathogensに掲載されました。

紹介文:ブタにおける重要なウイルス感染症のうち、インフルエンザウイルスなど呼吸器系のウイルスは、特殊な培養方法の確立が必要となるケースがある。本研究では、これらの課題を解決するためブタTMPRSS2持続発現細胞の樹立に取り組み、インフルエンザウイルスの増殖を1,000倍以上向上させる細胞の樹立に成功した。今後、本細胞をブタ由来の様々なウイルスの実験に応用することで、検査、診断、薬剤開発における本細胞の有用性を検討していきたい。


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