畜産現場で指導者的立場となりうる人材を育成します。
最近の農業生産では、単位面積当たりの農業生産効率の向上ばかりではなく、食品の安全性、労働環境の改善や環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する農業生産工程管理(GAP)の重要性が高まってきています。このような状況の中で、住吉フィールドは、家畜生産分野(牧場分野)において,2014年に国内では初のGLOBAL G.A.P.認証を取得し,そのノウハウを学部学生はもちろんのこと、関係団体へ情報を共有しています。このことから、畜産別科では、家畜生産現場の拡大に伴う機械化、省力管理経営形態に対応した人材育成に加え、農業生産工程管理(GAP)も教育要素として取り入れ、幅広い知識と実践を身に付けた人材育成を目指します。
アドミッションポリシー
畜産別科では、畜産学に関する基礎知識、草地・飼料、家畜に関する基礎的・応用的知識・技能、家畜生産・飼料生産に関する実践力を身に付けた以下のような人材の育成を目標としている。
1. 家畜生産・飼料生産に対する幅広い興味や関心を有する人(畜産への関心)
2. 畜産業を取り巻く環境において深く考察する能力を有している人(思考力)
3. 食品安全、生産環境、家畜福祉などに配慮した持続的な畜産業の構築に熱意をもって取り組むことのできる人(主体性)