PTA活動への思い

　宮崎大学教育学部附属幼稚園PTAは、子ども達のために力を発揮したいと
考えてくださる保護者の皆様が、お互いを思いやりながら、あたたかく、楽しく活動をしています。
　コロナ禍であっても、好きな遊び中心の保育に全力を注ぎ、子ども達の育ちを信じて見守ってくださる先生方のサポート役として、保護者としてできることを考えながら活動しています。

総務部　「子ども達の笑顔がパワーの源」

　秋の一大PTAイベント「わくわく☆おまつりようちえん」を実施しました。お祭りを体験したことが少ないコロナ禍で育った子ども達。その子ども達がお祭り気分を味わうことができるように、お楽しみイベントの企画・運営をしました。子ども達が楽しむ様子を間近で感じられ、達成感や充実感を味わうことができる活動です。このほか、協賛品販売の売上を園へ寄付し、園の活動に役立てていただいています。

クラス部　「縁の下の力もち！子ども達の学びをサポート」

　先生方と保護者との橋渡し役として活動しています。今年度は、「防災意識の向上」を目的として、宮崎市消防団音楽隊の方に演奏依頼、「食」のイベントとして「おにぎり体験」のサポート役などをしました。また、保護者向け成人教育講座は、動画を撮影し、夏休み期間に視聴していただくオンライン講座を実施しました。このほか防災リュックの管理やクラスのドレス類の洗濯など、縁の下の力もちとして活動しています。

図書部　「絵本大好きな子ども達！読み聞かせの愛がいっぱい」

　幼稚園の子ども達は、たくさんの絵本に囲まれて生活しています。園内にはPTAで長年大切にしてきた「親子文庫」という絵本コーナーがあります。名作から新刊まで数多くの絵本があり、先輩保護者から受け継いできた財産です。図書部は、本の貸出のほか、保護者による絵本の読み聞かせ、外部講師による絵本の読み聞かせ講習会などを行っています。全保護者がお話会で読み聞かせを行うのは、本園の伝統です。

環境整備部　「美しい園内をキープ！遊び心たっぷりの装飾も」

　自然豊かな園内で、子ども達が安心で安全な環境で過ごせるように、年間を通じて園内の清掃活動を行っています。朝の送迎後などの時間を使って交代制で掃除をしながら、子ども達がのびのびと遊ぶことができる環境づくりを支えています。また、玄関近くには季節に合わせた寄植えを行い、親子で季節感を楽しめる場を提供しています。

　☆　保護者の声　☆

・　「好きな遊び」ができることで、子どもの育ちや成長を感じるようになりました。
・　私は仕事をしていますが、周囲の方の協力や理解もあり、PTA活動も楽しく無理なく参加することができています。
・　卒園してから、さらに幼稚園のよさを実感しています。子ども同士のかかわりが優しく、スキル活動やリラックスタイムで学んだことが生きていると感じています。
・　幼稚園では、お勉強はしませんが、子ども達がやりたいことをとことんやり込む経験は、その後のやりぬく力につながっていると感じています。