出身校: 鹿児島県立加世田高校
私の地元は山に囲まれたところにあり、幼いころから森林と多く関わってきましたが、森林自体にあまり興味はなく、将来は教師になりたいと思っていました。しかし森林緑地環境科に入学して勉強していく中で特殊なマジックにかかったかのように、今では森林のスペシャリストになりたいという思いが強いです。それだけこの学科には皆さんの想像をはるかに超える魅力に満ち溢れています。
この学科で学ぶことは森林に関することだけではありません。砂防学、水文学、経済学、農業土木、草地、人工衛星を利用したリモートセンシング、キノコ、木材化学といったミクロな世界まで。他では感じることができない多種多彩な学問について学ぶことができます。またこれらの学問全てに先生方がいらっしゃることも強みです。さらに宮崎県は全国で最も林業が盛んな場所であるため、他の地域では研究できない最先端の研究も行われています。
ここだけの魅力！最先端を進むこの学科で新たな可能性を切り開きませんか？
出身校: Kasetsart University Laboratory School（タイ）
私は、グローバル人材育成学部教育プログラムにて、タイから宮崎大学農学部に入学し、森林の仕組みについて学んでいます。
森林は、私達の生活に直接影響を及ぼします。呼吸するための空気から住居に使う木材、水、食料、燃料など、森林から生まれる産物は想像以上に多く、様々な場面で私達の日常生活に必要な物を提供しています。現在では、医薬品、化粧品、洗剤などの日用品に含まれる成分も森林から得られた副産物があります。人間は、昔から森林資源を利用していますが、それを使用するだけではなく、反対に破壊もしています。最近では、人間により森林の約40％が失っていると言われているほど、森林破壊は深刻な問題です。私達が森を破壊するとき、そこに生きる多くの生物も絶滅させ、生態系がバラバラになって悲惨な結果をもたらしているのも現実です。森林や環境の持続可能な利用について、私達がもっと深く賢く学ぶことによって、そのような状態にならないようにすることも可能です。このような森林や地球生態系全体の学問を学ぶことができるのが、森林緑地環境科学科です。将来の世界を救うために、この学科で一緒に森林を学び守っていきましょう！
出身校: 山梨県立都留高等学校
私は内陸県の出身ですので、実家の周りも、高校への通学路でも常に山は風景の一部でした。皆さんの中で自分が見てきた風景の中に田んぼや山が有ったという人は少なくないでしょう。そのような「自然」というのは、「人」が影響を及ぼして作られた景観です。「人と自然との関わり」を学ぶことが出来るのが森林緑地環境科学科です。
本学科で学べることは多岐に渡ります。1年で学ぶ森林緑地環境科学概論という授業ではこの学科の守備範囲の広さに驚くことになると思います。広大なフィールドでの樹木や土砂崩れなどの調査から細胞・分子レベルの研究まで。棚田や水のことを扱う先生や木材流通や山村社会のことを扱う先生もいます。
少しでも自然というものに興味があるなら、この学科は非常におススメです。様々なことを学ぶ中で、自分が学びたいと思える分野に出会えることでしょう。自然が大好きな教授や先輩、同級生もいて共に学びあう楽しみもあります。
身の回りにある自然について、もっと深く様々な視点で共に考えてみませんか？
出身校: Doyo Baru Adventist Academy（インドネシア）
ayo belajar tentang hutan agar kita dapat menjaganya!（インドネシア語）
皆さんはインドネシアという国についてどれくらい知っていますか？インドネシアはたくさんの島々からなる国です。私は、最東端のパプア島からやってきました。パプアには豊かな森林がたくさんあります。私は幼い頃から山に登るとき、森に入るとき、とても良い気持ちがしていました。胸一杯に吸い込む自然のにおいが大好きなのです。森はその景色を見るたびにいつも驚きを与えてくれます。時に恐ろしく、時に美しく、自然は様々な表情を見せてくれます。私はこの素晴らしい自然を守るために勉強したいと思い、森林緑地環境科学科への進学を決めました。
私みたいな外国人が日本で勉強すると言うことは非常に難しいし大変なことです。しかし、学科の先生方は様々な面でいつも私をサポートしてくださいます。入学に際し不安なことも多くあるでしょうが先生方は皆さんのこともサポートしてくださるでしょう。
この学科では樹木や森林について本当に多くのことが学べます。皆さんも是非この学科で一緒に学びましょう！
