津山助教の研究成果が雑誌の表紙を飾りました。

日本農芸化学会が発行する「化学と生物」の今月号の表紙に、津山助教の論文の図が採用されました!

https://katosei.jsbba.or.jp/back_issue.php?btn1_move=on


タイトルは「植物細胞壁木化メカニズムの謎に迫る」です。

リグニンは樹木の主要な細胞壁成分であり、細胞壁にリグニンが沈着することを「木化(もっか、lignification)」と呼びます。実は樹木の巨大化・長寿命化のみならず、全ての維管束植物が様々な陸上環境で生育するために、木化は不可欠です。木化メカニズムに関して膨大な研究がなされてきましたが、細胞内で生合成されたリグニン前駆物質が重合の場である細胞壁へどのように輸送されるのかは、まだよく分かっていません。今回、様々な植物種の木化組織に共通したリグニン前駆物質の輸送メカニズムが存在することが明らかになりました。

IMG_2479.jpg


PAGE TOP