利用心得

施設利用心得

この施設利用心得は、宮崎大学フロンティア科学実験総合センター実験支援部門遺伝資源分野施設利用要項第12条の規定に基 づき、宮崎大学フロンティア科学実験総合センター実験支援部門遺伝資源分野施設(以下「施設」という。)の円滑な管理、運営を図り、併せて利用者の便宜に資するために遺伝資源分野長(以下「分野長」という。)が定める。

第1 利用期間等

  1. 施設の保守管理等のため、利用を停止する日は、次の各号に掲げるとおりとする。
    1. 12月29日から翌年1月3日まで
    2. 大学が定める夏季一斉休業の期間
  2. 前項にかかわらず、分野長が特に必要と認めた場合は、臨時に利用を停止することができる。
  3. 第1項から第2項までにかかわらず、分野長が特に必要と認めた場合は、施設を利用することができる。

第2 実験室等の利用

  1. 施設本館、P3実験区域及び分室の出入りは、入退室カードを使用して行うこと。
  2. 実験室の専有又は居室としての利用は行わないこと。
  3. 実験に必要な準備、実験後の整理・清掃は、利用者の責任で行うこと。

第3 設備機器の使用

  1. 使用経験がないか、又は使用法に不明な点がある設備機器を使用する際は、必ず施設の教職員又は使用法を熟知した利用者から説明を受けること。
  2. 設備機器の使用毎に使用記録簿に必要事項を記入すること。
  3. 予約が必要な機器を使用する場合は予約を行うこと。
  4. 機器に不調な箇所がある場合には、直ちに施設の教職員に連絡することとし、不調のままで使用してはならない。
  5. 施設内機器を所定の場所から許可なく移動してはならない。
  6. 機器使用に伴う消耗品は、利用者の負担とする。

第4 持込み機器

  1. 利用者が施設に持ち込む機器類は、必要最小限のものとし、実験当日限りを原則とする。ただし、1日を越えて持ち込む場合は、所定の許可願を提出し、分野長の許可を得なければならない。
  2. 持込み機器には利用者の氏名、所属及び電話番号を明記しておくこと。
  3. 持ち込まれた機器は、原則として共有機器として取り扱う。

第5 環境管理

  1. 利用者は、実験上の安全取扱いの責任が利用者自身にあることを充分認識し、実験室の汚染防止に努力しなければならない。特にバイオハザードの実験では、自身ばかりでなく周囲に対しても危険が及ばないよう充分な配慮のもとに実験を行うこと。
  2. 実験室の清潔・整頓に常に留意しなければならない。バイオハザード又は微生物を用いた実験の際には器具・廃棄物等の滅菌及び実験台・手指等の消毒を必ず行うこと。
  3. 日毎の作業終了時には必ず清掃をし、実験台上に物を放置しないこと。
  4. P3実験区域の廃棄物及び排水は、日毎の作業終了時にオートクレーブをかけた上で処分すること。
  5. P3実験区域でのオートクレーブ済み廃棄物を含め、通常の廃棄物は、日毎の作業終了時に施設外の定められた場所に廃棄すること。

第6 緊急事態発生時の措置

  1. 施設において、地震、火災等の災害の発生又はその恐れのある事態を発見した場合は、次の各号に掲げる措置を講じなければならない。
    1. 火災を発見した者は、直ちに施設内にいる者にその旨を知らせるとともに、可能な限り初期消火に努め、状況に応じて消防署に通報しなければならない。
    2. 地震が発生した場合は、火災の発生を防止するように最大限努めなければならない。
    3. 地震及び火災が発生した場合は、遺伝子組換え実験安全主任者の指示に従って組換体等による汚染及び生物災害の発生防止に努めなければならない。
    4. 身体に危険を感じた場合は、直ちに脱出しなければならない。
  2. 前項の事態に際し、次の各号に掲げる事項について、分野長、遺伝子組換え実験安全主任者に的確かつ迅速に通報しなければならない。
    1. 緊急事態が発生した時刻及びその場所
    2. 緊急事態の種類(火災、人身事故等)
    3. 緊急事態の内容(発生状況、拡大性の有無、死傷者の有無)
    4. 通報者の所属、氏名


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