研究不正防止のための取り組み

宮崎大学は「世界を視野に 地域から始めよう」のスローガンのもと、国際的に通用する研究活動を推進し、その成果を大学教育へ反映させ、また広く社会の発展に貢献し、さらに学際的な生命科学の創造と諸学の連携・融合による特色ある研究を通して、地域から世界へ発信できる高度な学術研究を推進することを研究戦略の目標として掲げています。こうした研究の実施に当たって、豊かな人間社会の実現に寄与するためには、研究者は社会に対する説明責任を果たし、科学と社会との健全な関係の構築・維持に自覚的に参画すると同時に、その行動を自ら厳正に律することが求められています。

宮崎大学では、日本学術会議「科学者の行動規範について(平成18年声明)」及び本学「研究活動の不正行為への基本的対応方針(平成19年制定)」において定めている研究者の行動規範等を踏まえ、研究者の行動規範を策定し厳格に対応してきました。平成27年4月から新たな「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン(平成26年8月26日付け文部科学大臣決定)」が運用され、新ガイドラインに沿った内容に行動規範等を整理しました。

宮崎大学の行動規範等

宮崎大学における研究倫理教育

「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン(平成26年8月26日付け文部科学大臣決定)」では、研究機関において研究倫理教育を実施し、研究者倫理の向上を求められています。 また、競争的資金等の配分機関にも、研究活動に参画する全ての研究者が、研究倫理教育を履修したかどうかの確認を求められており、研究倫理教育を履修していない研究者は、公的研究費への申請ができない場合があります。

このような中、本学は研究倫理教育の教材として、一般財団法人公正研究推進協会(APRIN)が提供するeラーニングプログラム(eAPRIN)を利用することとし、本学に所属するすべての研究者に受講を義務づけています。

研究インテグリティの確保について

研究活動の国際化、オープン化に伴い、研究の健全性・公正性(研究インテグリティ)を確保することが、社会からの信頼を得て、研究の円滑な活動と活性化に繋がるとして、研究機関における体制整備が求められています。

本学においても、研究インテグリティの確保のため必要な規程等を整備し、透明性のある研究活動を推進して参ります。

文科省通知等

関連リンク

お問い合わせ・不正通報窓口

研究・産学地域連携推進機構 研究推進課 研究推進係


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