3月30日(土) 宮崎市中央公民館にて、宮崎大学 多言語多文化教育研究センター(通称:タタセ)共催 公開研究会「CEFR2001,CEFR-CVと仲介、複言語・複文化―日本語と外国語―」を開催し、県外からも多くの方に参加していただきました。
研究会は、7名の登壇者による充実したプログラムとなりました。第1部では「CEFR2001 ,CEFR-CVと仲介」に関し、小柴裕子先生(宮崎大学)、葦原恭子先生(琉球大学)、西山教行先生(京都大学)が発表し、第2部では、「CEFR2001,CEFR-CVと複言語・複文化」に関し、藤井久美子先生(東洋大学)、金智賢先生(宮崎大学)、ピアース・ダニエル先生(四天王寺大学)、大木充先生(京都大学)が発表されました。
開会の挨拶:宮崎大学 多言語多文化教育研究センター 日本語部門長 小柴裕子
第一部 CEFR2001,CEFR-CVと仲介
「CEFRとCEFR―CVの言語能力観を考える」 小柴裕子(宮崎大学)
「高度外国人材に求められる「仲介」能力とはー質的調査法・量的調査法を用いたCan-do statementsの構築 ー」 葦原恭子(琉球大学)
「CEFR-CVはCEFRの継承か、簒奪か? 」 西山教行(京都大学)
第二部 CEFR2001,CEFR-CVと複言語・複文化
「言語政策からみた台湾社会の複言語状況に関する一考察 」 藤井久美子(東洋大学)
「対照言語学と複言語主義の接点 」 金智賢(宮崎大学)
「複言語・複文化教育と英語科教員養成-理想と現実」 ピアース・ダニエル(四天王寺大学)
「CEFR-CVの複言語・複文化能力―CARAP、Coste & Cavalli (2015)との比較」 大木 充(京都大学)
質疑応答 指定討論者 寺村優里(京都大学)
開会の挨拶:京都大学 西山教行
多言語多文化教育研究センターでは、今後も学内外に向けた様々な活動を企画して参ります。 どうぞお楽しみに!