• 2022.8.19

7/15 地域学部2年生が地域探索実習Ⅱを行いました!

 令和4年7月15日(金)、地域探索実習Ⅱ授業の2回目実習として、地域資源創成学部2年生69名がバス3台で木花キャンパスを朝出発し、午前中に高鍋町にある口蹄疫メモリアルセンターを見学、その後、都農町の各実習先に向かいました。実習先は、(株)都農ワイン、道の駅つの、河野農園(株)の3社で、各学生23名を受け入れていただきました。(同日、残りの1グループは霧島酒造(株)にて実習)。

 実習の前週に行われた事前学習授業では、各実習先グループを5班に分け、訪問先の情報収集の共有と企業への質問を考える課題が出され、4~5名の班ごとにグループワークを行いました。各班、情報共有にはSNSを使い、PC上でグループワークをしている班がほとんどでした。

事前学習の様子

 「都農ワイン」グループでは、同社小畑社長による工場案内があり、工場内部に足を踏みいれ、ワイン製造の行程を大きな設備を見ながら説明いただきました。都農ワインの目指しているワイン、苦労話など創業時からの想いの詰まったお話を聞き、その後学生からは積極的に質問の手が挙がっていました。今年20歳を迎えたら是非ワインを飲んでみたいという学生も多く、また通常では入ることができない工場内を見てワインについて詳しく話を聞いたことが良かった、との感想が多くありました。

 「道の駅つの」グループでは、福地駅長による道の駅の設立経緯から経営戦略の特徴、まちづくりについて、今後の展望など詳しく説明がありました。学生は、実際に道の駅を訪れる顧客と店舗、置かれている商品を視察、自らも買い物をしてみるなどして、まちづくりにおける道の駅の機能を感じる実習となりました。

 「河野農園」グループでは、季節柄、実際のハウス内圃場に入ることはできませんでしたが、代表の河野雄一郎氏のユーモアある人柄と話しぶりに、学生は楽しく話に聞き入る様子で、河野氏の生産者としての熱い想いに感動したという学生が多くいました。事前学習では分からなかった農業者の本音や大変さなど、農作物の背景にある農業について、生産者から直接話を聞くことができて良かったという感想が多くありました。

 本実習授業では、地域での企業経営の実情を見聞きし、企業や地域の課題を発見、解決に向けた分析、提言の力を養うことを目的としています。学生は各々レポート課題に取り組み、後期からはゼミ活動での地域課題への取り組みに向けて準備をしていきます。

実習を受け入れてくださった3社の皆様、ありがとうございました。

活動の様子

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