- 2024.8.2
「地域学基礎」1年生90名が町歩きをして地域資源マップを作成しました。

恒例となった地域資源創成学部1年生の必修授業「地域学基礎」の都農町地域資源マップづくり。今年も4月に入学したばかりの1年生90名が、5月初めての地域に出てのフィールドワークとなる町歩きを実施しました。「 地域学基礎」は、4年間地域資源創成学を学ぶ上での土台となる必修授業です。
5/11(土)と5/18(土)の2日間、東都農エリアと都農駅周辺エリアにて22班に分かれて町歩きをしました。エリア・班分けは毎年人数や状況によって若干変更しています。
瀬川先生曰く、『地域資源マップとは、「標準的な地図が可視化するモノの配置の情報以外の、地域にとって重要なものすべてを描いたもの」で、目指すは道案内や消費の道具としての地図などではなく、「絵記録」に近いものです。描かれるものは一種の都農町に関するモノグラフ(民俗誌、生活誌、地誌?)、あるいは都農固有の生活世界や文化の伝承となるかもしれません。』
学生達は初めて歩く都農町で、どのような資源を発見し、地図に載せていったのでしょうか。
7月までの2か月間の授業の中でグループワークで班ごとに地図を1枚ずつ作成し、クラスで合計22枚の都農町の地域資源マップが出来上がりました。
都農町エリア分けの地図はこちら→ ①東都農(5/11) ②駅周辺(5/18)


クラス内コンテストの結果、見事最優秀賞を受賞した14班、優秀賞の4班、16班、そして教職員特別賞の10班の作品をご紹介します。
最優秀:14班(分子村付近)

優秀賞:4班(黒萩、丸溝付近)

優秀賞:16班(篠別府付近)

教職員特別賞:10班(岩山、坂の上の一部 近辺)の作品

授業終了後の学生の感想コメントでは、 「現地での実習を通して、教科書や資料だけでは得られない実際の地域の状況や課題を直に体験できた」「地域の方々との対話を通じて、住民の方々の温かさや地域に対する愛着を感じられ、非常に有意義な経験だった」「実習に行くだけでなく地域マップを作成することで自分たちの学んだことが整理され理解がより深まった」などがありました。
実習の中で、座学の際には想像できなかった様々な体験ができ、今後の4年間の地域での学び方、視点の発見があったようです。
学生を温かく迎えてくださった町の皆様、ありがとうございました!
活動の様子



