繁殖・人工授精施設

直腸検査

家畜人工授精及び繁殖関係の実習を行うため、人工授精室に4台、衛生室に2台の枠場が整備されています。
人工授精用の精液を保存するため、液体窒素用ボンベが6つあり、常時200本以上のストロー精液が凍結保存されています。精液注入器や腟鏡、子宮頸管鉗子等、人工授精に必要な器具類が整備され、受精卵移植用の器具や、卵巣や胎児を観察するための超音波診断装置、発情発見に用いられる無線型歩数記録システムなどの設備も有しています。

精液保存 各種顕微鏡を使用して、採取した卵子や解凍した精子活力等を観察する実習等も行っています。繁殖障害牛治療用の器具・薬剤、異常産に対応するための産科器具類等も常備してあります。また、食肉処理場から譲り受けた牛の子宮も凍結保存し、実習に利用しています。