冬場に多いノロウイルスによる胃腸炎

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ノロウイルスによる胃腸炎は年間を通してありますが、冬場に流行しやすいです。症状は吐き気・嘔吐や下痢、腹痛が主で、発熱は軽いことが多いです。

潜伏期間(ウイルスが体内に入ってから症状が出るまで)は24-48時間で、ヒトからヒトへ感染しやすく、家族内でうつったり、大規模食中毒の原因になったりすることもあります。

1,2日で症状は改善していくことがほとんどですが、1週間程度は便からウイルスが排出されるため、せっけんと水による手洗いをしっかりするのが大事です。

予防法については、過去に坂本遊先生が詳しく取り上げてくれています。

https://web-oth.cc.miyazaki-u.ac.jp/tsunomaru/cms2025/kenkounikki/%e9%a3%9f%e4%b8%ad%e6%af%92%e3%80%80%e3%83%8e%e3%83%ad%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9%e7%b7%a8%ef%bf%bc/

この文章を書いた人
桐ケ谷 大淳(きりがや だいじゅん )

大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。

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