宮崎大学が一般財団法人つの未来まちづくり推進機構(宮崎県都農町)から寄附を受け、2020年4月に医学部に開設した寄附講座です。
都農町国民健康保険病院に総合診療科を立ち上げ、常駐医師による医療提供をはじめ、宮崎大学医学部医学科の地域医療実習拠点としての人材育成に取り組むこと、さらに、町内の医療・保健・福祉・介護との連携による健康まちづくりに貢献することを目的にしています。
※2020年4月~2025年3月は地域包括ケア・総合診療医学講座。2025年4月に改名
※1「地域包括ケアシステム」とは、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活を続けることができるよう、医療・介護・福祉・予防・生活支援を一体的に提供する仕組みです。
※2「総合診療専門医」とは、地域包括ケアシステムにおいて、医療と介護をつなぎ、患者中心の全人的ケアを提供する医療の要です。2018年に我が国で19番目の専門医として認められました。
1病院での医療提供(総合診療科)
コミュニティホスピタルとして地域に根づいた病院に
教育を通して若い医師が働きたいと思える場づくり
3多職種連携、人材育成
システム全体の質向上、都農の若者へのアウトリーチ
地域包括ケアの深化、地域共生社会の実現に向けて
5まちづくりのお手伝い
病気や障がいがあっても安心して暮らせるまちづくり
Mission寄附講座ってなに?
都農まるごとケアと共育の場創り
Vision5年後の目指す姿
まるごとケア目当てに人が来る
Action最初の一歩
都農まるごとケアカンファレンス
桐ケ谷 大淳
きりがや だいじゅん
総合診療医プロフィール
桐ケ谷 大淳
きりがや だいじゅん
ここがわたしの原点
医学生の頃、卒業後の進路も決めずにのほほんと過ごしていたのですが、とある診療所で在宅医療を見学する機会がありました。その時に患者さんのご自宅へ行き、話を熱心に聞いて受け答えする医師の姿を見て、身近でさまざまな健康問題の相談にのることのできる「昔ながらの町医者」に魅力を感じました。
また将来どこで働くかを考えたときに、医師が足りない地域の方がいろいろお役にたてるのではないかと思い、地域医療や総合診療という道を進むことにしました。
プロフィール
大阪府出身。2001年、滋賀医科大学卒業。社団法人地域医療振興協会にて地域志向型研修を受け、へき地の診療所で所長を務める。2012年に子育て環境を考えて、妻の実家のある宮崎県へ異動。地域の病院での在宅医療部門の立ち上げや、大学での教育に携わり、2020年4月から都農町にて勤務。ワーク・ライフ・バランスを良くしていくことが、ここ数年の課題。最近の趣味は、子どもたちとサッカーをしたり公園で遊ぶことです。
つのまるの抱負
読者のみなさまのちょっとした健康問題の疑問を解決するヒントになったり、日頃のもやもやを解消するきっかけになったり、時には癒しの場となれば嬉しいです。都農は「農の都」と言いますが、「脳の都」としていろいろ知識も増えるように健康や医療に関する情報を発信していきます。
坂口 大介
さかぐち だいすけ
総合診療医プロフィール
坂口 大介
さかぐち だいすけ
ここがわたしの原点
高校生の頃にみた「Dr.コトー診療所」というドラマのコトー先生に憧れて医師を志しました。
大学在学中にFMIG(Family Medicine Interest Group)と言う家庭医療を学ぶサークルの立ち上げに関わったのをキッカケに総合診療に興味を持ち、総合診療医になりました。
プロフィール
埼玉県生まれ、宮崎市育ち。2019年に宮崎大学医学部を卒業、宮崎県立病院群フェニックスプログラムで初期研修を終え、2021年4月よりALL MIYAZAKI総合診療専門医プログラムで専攻医研修開始。
現在、都農町国民健康保険病院 総合診療科勤務。都農ワインは日頃から愛飲していたのですが、都農町に来て、美味しい食べ物に囲まれた結果、2ヶ月で5kg増えました。見た目だけでなく、中身も大きくなれるよう、日々精進します。都農町を堪能したいので、おすすめがありましたら、何でも教えてください。
つのまるの抱負
少しでも生活に役立つ情報を発信できればと思います。